final

画像: ▲新フラッグシップヘッドホン「D7000」

▲新フラッグシップヘッドホン「D7000」

 finalブースでは、イベント前日に発表したフラッグシップヘッドホン「D7000」(2月29日発売 ¥398,000)が注目を集めていた。特徴はなんといっても、人の耳の形に合わせて最適化されたディフューザー(ピナ アライン ディフューザー)だろう。写真のように、世界地図のような形をしていて、耳の形に合わせて音が届くようにデザインされている。

画像: ▲「D7000」に搭載されているピナ アライン ディフューザー。左右の区別がある

▲「D7000」に搭載されているピナ アライン ディフューザー。左右の区別がある

Pentaconn

画像: ▲ブランド初のイヤホン「Scyne α01」

▲ブランド初のイヤホン「Scyne α01」

 Pentaconnブースでは、ブランド初のイヤホンとなる「Scyne α01」(サインと読むそう)が参考展示されていた。今回は撮影が可能ということで、来場者も興味津々な様子で、試聴したり撮影したりしていた。筐体は金属の削り出しで、材質は内緒とか。ドライバーの構成も内緒とのことだった。音質の方向性としては、タイトな低域と、クリアな中高域の再現性を狙っているという。価格帯は10万円前後を想定している。プラグは4.4㎜バランスで、イヤーチップは、「COREIR」のアルミ版が同梱されるそうだ。

リアルアシスト

画像: ▲「DUNMER PRO4」

▲「DUNMER PRO4」

 リアルアシストでは今回も新製品・参考展示を数多く行なっていたが注目は二つ。一つはTipsyの有線イヤホン「DUNMER PRO4」。DD、BA、BC(骨伝導)という3種類のドライバーを搭載したハイブリッドモデル。2月中旬の発売で、価格は¥53,800(税込)とか。

 もう一つはBGVDブランドの有線イヤホン「DMA」。こちらも、DD、BA、BC(骨伝導)という3種類のドライバーを搭載したハイブリッドタイプの製品で、40kHzまでの再生能力を持つ。2月中の発売で、価格は5万円台になるそうだ。

画像: ▲BGVDの「DMA」

▲BGVDの「DMA」

GREEN FUNDING

画像: GREEN FUNDING

 グリーンファンディングでは、4月からクラファンを展開予定の、ナカミチの2ウェイイヤホン(無線・有線)「Elite TWS 700 ANC」が注目を集めていた。有線イヤホン、無線イヤホン(完全ワイヤレスイヤホン)の2通りで使え、BTチップにはクアルコムの「QCC3071」を採用しており、LEオーディオをサポートしているのもポイント。

Wise Tech

画像: ▲Pai Audioの「PLIISEN 777」

▲Pai Audioの「PLIISEN 777」

 Wise Techでは、NOBUNAGA Labsブランドの新製品・ヘッドホン用リケーブルと、1月に発売されたばかりのPai Audioの有線イヤホン(ユニバーサルIEM)「PLIISEN 777」が人気だった。ドライバー構成はBA×6、DD×1の7ドライバー仕様でリアルなサウンドを楽しめるという。付属ケーブルはNOBUNAGA Labsの3.5㎜版で、オプションで4.4㎜仕様の「NL-PLOP4.4」も用意されている。

nwm

画像: nwm

 nwm(ヌーム)では、近日クラファンを公開するという有線イヤホンを参考展示していた。NTTソノリティの持つマイク処理技術を組み合わせて、騒がしい場所でも、的確に話者の声をピックアップして、快適に会話できる、という製品。電子回路を搭載するので、給電駆動できるようにプラグはUSB-Cとなっている。デモを聞くと、確かに話者の声をクリアに聞きとることができた。

radius

画像: radius

 ラディウスブースでは、イベント直前に発表の新作イヤーピース・Deep Mount Earpiece ZONE「HP-DME2」(2月中下旬に発売)の試聴・展示を行なっていた。同社が展開するディープマウントイヤーピースのハイグレードモデルで、新たに液状シリコーンゴムを採用することで、柔軟性や耐久性が高く、へたりに強いことから、よりディテイルに優れたサウンドが楽しめるようになっている、としている。

画像: ▲オープンタイプのワイヤレスイヤホン「Beethoven」

▲オープンタイプのワイヤレスイヤホン「Beethoven」

 また、現在クラウドファンディング中のオープンタイプのワイヤレスイヤホン「HP-B100BT(Beethoven)」の展示も、来場者の注目を集めていた。耳に引っ掛ける形状は他社と同じだが、耳の窪み部分に差し込む円形のパーツによって高いフィット感を持つのが特徴。骨伝導と空気振動のハイブリッド式の音響機構によって、低域から高域までクリアなサウンドが楽しめるということだ。

Technics

画像: ▲「EAH-AZ40M2」を手に微笑む担当者

▲「EAH-AZ40M2」を手に微笑む担当者

 テクニクスでは、現行の完全ワイヤレスイヤホン3モデルを展示。弊社季刊HiViの冬のベストバイのワイヤレスイヤホン部門の2部門を制覇した「AZ80」「AZ40M2」は、特に人気を集めていた。担当者によるとセールスも好調ということだった。

フロントソニック

画像1: フロントソニック
画像2: フロントソニック

 フロントソニックでは、一貫して頭内定位を解消するヘッドホンを訴求してきており、ブースでは無事製品化された前方定位ヘッドホンの試聴展示も行なわれていた。ふと気が付くと、イヤホン用のイヤーチップ型前方定位デバイス「EPK10」も展示されていた。通常のイヤーピースと同じように、音導管の先端に取り付けて使用する。写真の切り欠け部分から音が出てくることになり、外耳道内部で反射することで、前方定位する、という仕組みだという。実際に試してみると、おでこの少し前あたりに音像が定位するのが感じられた。

Acoustune/Artio/MADOO

画像1: Acoustune/Artio/MADOO
画像2: Acoustune/Artio/MADOO

 ピクセルブースではまず、Acoustuneブランドで参考展示が2点。1つは、USB Type-Cコネクターを持つリケーブル「ARM100C」。コネクターはPentaconnで、スペーサーが付属する。2月下旬以降に発売予定で、価格は¥8,800。もう一つはUSB DACアンプ「AS2002」。3.5㎜、4.4mmバランスプラグを搭載する。2月下旬発売で¥39,000前後という。USBケーブルは脱着可能で、先端はUSB-CとLightningの2種類が同梱される。

画像: ▲iPhonenマグセーフで使える円形の磁石が同梱。「AS2002」を背面に固定できるようになる

▲iPhonenマグセーフで使える円形の磁石が同梱。「AS2002」を背面に固定できるようになる

画像: ▲ケーブルは2種類同梱

▲ケーブルは2種類同梱

 そしてもう一つの目玉は、新たな取り扱いブランドとなるLEPIC。韓国発のオーディオアクセサリーブランドで、まずはIEMケースの「JUKEBOX」(¥5,000税込)と、USB DACアンプの収納ケース「DAC POCKET」(¥3,000税込)を、2月下旬から3月上旬にかけて日本へ導入する予定だ。JUKEBOXは、IEM本体を収納する部分に仕切りがあって、ケーブルと分離しておけるので、ケース内でこんがらがることがないのが便利。

画像3: Acoustune/Artio/MADOO
画像4: Acoustune/Artio/MADOO

STAX

画像1: STAX

 STAXは603ルーム全体を使って現行ラインナップの展示に加え、イヤースピーカーの新エントリーモデルとなる「SR-X1」(仮称)の試聴・展示を行なっていた。歴代モデルの伝統を受け継いだ正統的なデザインに、新開発のユニットを搭載。構造全体を見直すことで、芯のある正確なサウンドの再現を実現しているという。スペックとしては41kHzまでの再生能力を持つ。価格や発売時期は未定。

 同時に、SR-X1と組み合わせる、新開発のドライバーユニット「SRM-270S」も展示・試聴されていた。こちらは、SR-X1+SRM-270Sというセットで「SRS-X1000」(仮称)という型番でも発売されるそう。同様に価格や発売時期は未定。SRM-270Sは、旧「SRM-252S」の各部をアップデート、最新の設計ノウハウを随所に盛り込んでいるそうだ。リアにはRCA出力も装備しており(パラレル出力が可能)、ユーザーが持つ既存のシステムへの組み合わせも容易に行なえる、としている。

画像2: STAX

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