コルグは、株式会社NHKテクノロジーズの音声中継車「T-2」で、「Live Extreme Encoder」が利用可能になったと発表した。
コルグが2020年9月に発表したインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した点が評価され、100公演以上のコンサートやイベントの配信に採用されてきた。
2023年12月に運用を開始した “新・T-2音声中継車” はSolid State Logic SystemT(64ch物理フェーダー、ステージボックス 72chマイクインプット/Dante)を中核に、96kHzハイレゾ、5.1.4chイマーシブ音響制作機を有し、ライブ制作/収録、マルチトラック収録など様々な現場に対応できるのが特徴だ。
今回、新・T-2音声中継車でLive Extreme Encoderをオプションとして利用できることになった。ライブハウスやコンサート会場に出向き、制作から配信までワンストップで利用可能という。Live Extreme Encoderが利用できるようになったことで、野外でのスポーツ中継や音楽ライブなど中継車が必要な配信現場においても4K/ロスレス/ハイレゾでの配信が可能になる。