その年のAVシーンを牽引した優秀製品を選定する「HiViグランプリ」。年に一度のビッグイベントとして定着してきたこの催しは、今回で39回を迎えた。このような長い間継続できたのは、読者のみなさま、および業界各位からの厚い支持のおかげである。この場を借りて、心より御礼を申し上げたい。
HiViグランプリの選考要領
●選考委員会の構成
選考委員長:麻倉怜士氏、選考委員:潮晴男氏、小原由夫氏、鳥居一豊氏、藤原陽祐氏、山本浩司氏に加えて編集部の7名で構成される。
●対象製品
その年(今回であれば2023年)に発表されたオーディオビジュアル製品すべて。ただし、製品発売のタイミングによりノミネートが翌年に持ち越される場合もある。
●選考会開催日
今回は10月31日に開催した。
●選考方法
選考会に先立ち、各委員からグランプリ三賞(ゴールド/シルバー/ブロンズ・アウォード)ならびに部門賞候補をノミネートしてもらい選出対象を絞り込む。そのリストを基に投票にて受賞製品を決定する。投票の結果、過半数を獲得した製品は基本的に当選確定とするが、1回目の投票で投票数トップの製品が過半数を獲得していない場合、もしく過半数に達した製品が複数あった場合は、持ち点制とする、あるいは重み付けするなどの方法により、受賞製品を決定する。選考は、特に讃えるべき製品をグランプリ三賞として決定したのち、あらかじめ決められた製品ジャンル別に優れた製品を部門賞として選出、さらにAVシーンの発展に寄与した提案に対して特別賞を授与することに決定した。なお、ビデオディスクプレーヤーとカメラレコーダーの両部門に関してはノミネート製品が推挙されなかったため、部門の統合/廃止も含めて議論を行なった結果、今回は両部門とも該当製品なしとし、ビデオディスクプレーヤー部門は継続、カメラレコーダー部門に関しては廃止、今後はペリフェラル部門で選考することにした。
選考経緯や選考理由等の詳細は、2023年12月15日発売のHiVi2024年冬号に掲載されているので、ぜひご覧いただきたい。
ゴールド・アウォード
AV Center
DENON AVC-A1H
¥990,000 税込
立体音場再生の感動を 空前の高みへと引き上げる逸品。 伝統の技術とエンジニアの情熱こそ、 画期的AVセンター誕生の原動力だ
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シルバー・アウォード
AV Center
MARANTZ AV10+AMP10
¥2,200,000 税込
恐ろしいほどの透明度で家庭劇場を包み込む。 映画の音を自家薬籠中の技術で磨き上げた逸品
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4K OLED Display
PANASONIC TH-65MZ2500
オープン価格(実勢価格52万円前後)
精緻な画質設計の技を磨き上げ 到達した驚異の高画質に大いなる祝福を
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4K OLED Display
SHARP 4T-C65FS1
オープン価格(実勢価格60万5,000円前後)
第2世代QD-OLEDパネルを渾身チューニング。 パネル潜在能力を引き出す絵づくりの真髄をみた
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ブロンズ・アウォード
4K OLED Display
LG OLED97M3PJA
オープン価格(実勢価格429万円前後)
明るい高精細/超大画面の夢、いま叶う。 常識外れの画期的提案に大きな喝采を
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Active Speaker System
LINN 360 EXAKT
¥18,700,000(ペア)税込
最新技術は音楽にひたすら奉仕すべきである。 高い理想を掲げ、遂に辿り着いた音の桃源郷
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