アンカージャパンは本日「Anker Power Conference 2023 Fall」を開催、同社新製品を発表した。その内訳はモバイルバッテリー3モデル、マグネット式モバイルバッテリー2モデル、マグネット式ワイヤレス充電器2モデル、マグネット式ワイヤレス充電ステーション3モデル、ワイヤレスイヤホン3モデル、ポータブルスピーカー3モデルなど、合計28モデルに及ぶ。以下でその中から編集部が注目した製品について紹介したい。

画像1: アンカーから、Soundcore初のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「AeroFit」&「AeroFit Pro」が11月15日に発売。心地よい装着感と、耳をふさがない新常識を提案

 まずワイヤレスイヤホンの「Soundcore AeroFit」(¥16,990、税込)と「Soundcore AeroFit Pro」(¥22,990、税込)は、本日から予約受け付けを開始し、11月15日の発売を予定している。

 どちらもオープンイヤー型を採用。チタン合金ワイヤーを内蔵したフックを耳にかけることでイヤホン本体を耳穴の前に配置する仕組みで、心地よい装着感や耳を塞がない新常識として提案している。

 昨今はワイヤレスイヤホンも広く普及しているが、カナル型などでは常時イヤホンを耳に入れていると蒸れてしまったり、疲れを感じることもあるという。さらにオフィスなどで使うケースでは、好きな音楽を楽しみながら、同時に外部の音も確認したいという要望も増えているという。今回アンカーとしてオープンイヤー型を初投入したのは、そういったユーザーからの希望もあったようだ。

 スタンダードモデルのSoundcore AeroFitは、14mmのチタンコーティング振動板ドライバーを採用。ドライバーの向きなどを調整して音に指向性を持たせることで周囲への音漏れを抑えながら、歪みの少ないサウンドを実現しているそうだ。

画像2: アンカーから、Soundcore初のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「AeroFit」&「AeroFit Pro」が11月15日に発売。心地よい装着感と、耳をふさがない新常識を提案

 一方のAeroFit Proは、スポーツやアウトドアでも使えるプレミアムモデルという位置づけ。もちろん音質にも配慮しており、同じくチタンコーティングを施した16.2mmドライバーが搭載されている。

 両モデルともBluetoothのコーデックはSBCとAACに対応。2台のデバイスに同時に接続できるマルチポイント機能、通話時に周囲のノイズを効果的に除去するAI通話ノイズリダクション機能も備えている(音楽再生時のノイズキャンセリグ機能は非搭載)。

 さらに独自の3Dオーディオ再生機能を搭載しており、音楽に包まれるような体験も可能という。なおこの機能は入力された2chソースをアンカーの独自アルゴリズムで3Dオーディオとして変換するもので、配信で使われているドルビーアトモスや360Reality Audioの再生には対応していない。

画像: AeroFit Proのミントブルー

AeroFit Proのミントブルー

 ちなみにAeroFit Proにはジャイロセンサーが搭載されており、頭の方向を自動認識して(装着した時に向いていた方向を前と判別する)、横を向いても音の方向が変わらないといった楽しみ方もできるようになっている。

 その他の違いとしては、AeroFitは本体が防水規格のIPX7対応で、AeroFit ProはIPX5。さらにAeroFit Proには着脱式バンドが付属しているので、スポーツなどを楽しむ場合にこれを使えばイヤホンが落下する心配もない。

 最大連続再生時間はAeroFitがイヤホン本体で11時間、ケース併用で42時間、AeroFit Proはイヤホン本体で14時間、ケース併用で46時間となっている。充電はUSB Type-Cケーブルで行う。

 本体カラーはAeroFitがブラック、ホワイト、グレイッシュブルー、ピンク(グレイッシュブルーとピンクは2024年発売予定)で、AeroFit Proはミッドナイトブラック、ソフトホワイト、ミントブルー、ディープパープル(ミントブルーとディープパープルは2024年発売)のそれぞれ4色展開となる。

画像: AeroFit Pro。イヤホン開口部を耳の方向に向けることで音漏れを防ぐ仕組みだ

AeroFit Pro。イヤホン開口部を耳の方向に向けることで音漏れを防ぐ仕組みだ

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