ノアは、イタリアBassocontinuo(バッソコンティニュオ)の「REVOLUTION X」シリーズから、三段ラックの「AEON LIGHT」を発売する。棚板はブラックで、ブラックの支柱との組み合わせは¥946,000、シルバーの支柱は¥990,000(どちらも税込)。

 REVOLUTION Xシリーズは、カーボンで構成された唯一無二のオーディオラックだという。オートクレーブ成型によるカーボン構造は、他の素材にはない優れた剛性や弾性を有している反面、生産にはひじょうにコストがかかる。バッソコンティニュオではより多くのオーディオ・ファイルにカーボン構造の魅力を体験してもらうため、リサイクル炭素繊維を使用してコストを抑えたAEON LIGHTを開発したという。

画像: カーボンで構成された唯一無二のオーディオラック。バッソコンティニュオ「AEON LIGHT」が11月10日から発売開始

 AEON LIGHTの棚板(シェルフ)部はオートクレーブ成形によるカーボン構造に加え、内部にフォームを充填する事で剛性を高めながら共振を大幅に低減、スピーカーや床からの振動の散逸、除去効果を持たせている。そのシェルフに使用しているカーボンは、70%がリサイクルされた炭素繊維で構成されている。

 さらにカーボンは薄くても重い重量を支えることができる特徴を持っており、厚さ25〜30mmのHDF製シェルフの耐荷重と同等性能を、1.5〜2mm厚で実現しているそうだ。

 支柱は直径40mmの削り出しステンレスを使用。安定性が高いだけでなく、共振や振動の減衰においても優れた特性を備えている。フルモジュラー構造を採用した組み立て式なので、別売の延長用支柱(5cm、10cm)を使って高さの調整を行ったり、棚板を追加することもできる。

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