ナスペックから、IsoTekのパワー・コンディショナーの新製品「V5 SIGMAS」が登場。価格は¥880,000(税込)で、10月16日(月)の発売予定。シルバーとブラック(受注品)が準備される。世界中で大ヒットした、「EVO3 SIGMAS」の後継モデルで、ひとつの筐体に7つの独立したフィルターを搭載し、最大出力電流は合計16A。

 高電流機器用の出力をEVO3 SIGMASの2つから3つに増やし、ソース・コンポーネント用に設計された中電力用の出力は4つ装備している。これらは、複数の独立したパワークリーニングフィルターを使用することで、出力ソケット間で起きやすいディファレンシャルモード・ノイズ(ノーマルモード・ノイズ)の相互汚染を劇的に低減した。

画像: 7系統の出力を備えた、IsoTekの新製品パワー・コンディショナー「V5 SIGMAS」がデビュー。上位モデル「V5 TITAN」で使用しているDCDフィルターも搭載済み

 高電流機器用のフィルターは、上位モデルの「V5 TITAN」で使用しているDCD(Direct Coupled Design)フィルターを、軽量化を図りながら搭載。電源などから混入するディファレンシャル・モード・ノイズ(ノーマルモード・ノイズ)と空気中を飛び交う電波によるコモン・モード・ノイズの両方に対して効果を発揮する、IsoTekのデルタフィルターの効果をさらに高めたものだ。

 その他のV5 SIGMASの新たな改良内容は以下の通り。

●プリント基板の銅損を35%以上改善し、アンペア数の向上とシグナルパスの抵抗の減少を実現。また、新しい回路ではインダクタンスも著しく向上し、電流処理能力も40%向上している。

●DCR(直流抵抗)を、前モデルに比べて少なくとも35%改善することに成功。このアップグレードにより、家庭内電源をソースにしながら、絶対的なパワーを実現した。

●ふたつの熱磁気ヒューズを新搭載(後段用の3つのソケットには16A、前段用の4つのソケットに10A)。新しい熱磁気ヒューズシステムは、標準的なヒューズの1,000倍以上の接触面積を持ち、大幅なアップグレードを実現。

●導体に純度99.9999%(6N)のSilver-Plated OFCを採用した、「EV03 PREMIER」(1.5m)電源ケーブルが付属。コネクターには高純度24金ゴールドメッキを施したOFCコネクターも採用している。

●本体サイズはW445×H150×D350mmで、重さは15kg。

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