TAE-101DSは管球王国109号の連載企画「マイ・ハンディクラフト」で上杉研究所の藤原伸夫氏が発表した光カートリッジ専用・管球式フォノイコライザーです。管球式ならでの、艶やかで伸びのある光カートリッジ・サウンドが愉しめます。入出力各1系統のシンプルな構成で完成品とパーツ一式キット仕様が用意され、DSオーディオの光カートリッジ・エントリーモデルであるDS-E1カートリッジと完成品との特別セットも頒布いたします。

●回路と使用パーツ
 TAE-101DSは、光カートリッジに対応する真空管フォノイコライザーの第2弾として、ウエスギU・BROS220Rのノウハウを注いで設計されました。回路は12AX7Aによる1段増幅と12AT7による位相反転およびカソードフォロアーの構成で、イコライザーは入力部でパッシヴに構成されています。真空管は全盛時代の貴重なオリジナル管である松下電器12AX7Aとフィリップス軍用12AT7を採用する、上杉研究所ならではの仕様です。配線の基板化とコネクター化、内部のゆとりあるパーツ配置によって、パーツ一式キット仕様の製作しやすさも追求されました。上杉研究所製品と共通の1.6mm厚亜鉛メッキ鋼板による高剛性シャーシ、そして高信頼の国産メーカー製の電気部品が採用されています。

●音質について
 TAE-101DSは、S/N感に優れ、光カートリッジの爽快さを生かした音を聴かせます。完成品との特別セットが用意されるDS-E1カートリッジとの組合せでは、艶やかな色っぽさを表して音楽をリズミカルに描きます。ワイドレンジでヌケのいいDSオーディオ光カートリッジの音を生かしながら、深みとコクを加えて管球式イコライザーならではの音を聴かせます。

製品仕様

◎入出力端子:各1系統
◎増幅度:25.5dB
◎残留雑音:-80dBV(Aカーブ補正)
◎RIAA偏差:10~15kHz(±0.5dB以内)
◎歪率特性:0.1%以下(出力2V 100Hz, 1kHz, 10kHz)
◎出力インピーダンス:2.2kΩ(1kHz)以下
◎チャンネル間クロストーク:-50dB(1kHz)以下
◎寸法/重量:W358×H110×D240mm/5.0kg
◎消費電力:11W

【TAE-101DSラインナップ】

* 専用シャーシのため、お届けは受け付け順に2024年1月下旬からの発送となります。
* 受注生産品のため、お客様都合によるご注文後のキャンセル/返品は一切お受けできません。
* お客様側の破損による返品・交換はお受けできません。

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