画像1: ワイヤレスイヤホン部門 1(2万円未満[税込2万2,000円未満])第1位 ビクター HA-FX150T【HiVi夏のベストバイ2023 特設サイト】
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ビクター HA-FX150T

オープン価格(実勢価格1万9,000円前後)

 

ここがスゴイ!

玉石混交の完全ワイヤレスイヤホンだが、本機は「玉」。ナチュラルな音と使いやすさが魅力(麻倉)

PROFESSIONALモードが有用。聴いて楽しい音の仕上がりで、音楽好きにぜひおすすめしたい(鳥居)

 

推薦者のコメント

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麻倉怜士 ベストワン

画像1: 推薦者のコメント

ノイズ・キャンセリング機能を備えた、完全ワイヤレスイヤホン。最近、私が聴いた中で、かなり感心した出来映えであった。私の経験では、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンは玉石のダイナミックレンジがもの凄く広く、しかもほとんどが評価不可能のような「石」ばかり。「玉」は、ごく稀にしか見つけられないが、ビクターの本機は、まさに「玉」だ。私はBluetooth対応イヤホンの評価では、「人工的」か「ナチュラル」をポイントにしている。現実には、ドンシャリな強調音の製品が多いのだが、本機は実にナチュラルだ。情家みえ「チーク・トウ・チーク」では、ベースの弾み音が新鮮で、ヴォーカルにも人工的なフレーバーが少なく、質感が良い。階調がすべらかだ。ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートのアコースティックなサウンドも、不自然な部分が少なく、ナチュラルで快適な楽曲進行で聴けた。弦、管、打楽器の位置感や鳴りっぷりも自然で、これがBluetooth伝送だとは、なかなか信じられないクォリティ感だ。クラシック音楽がきちんと聴ける貴重な存在の完全ワイヤレスイヤホンなのである。コンパクトなサイズ感も、使用感に貢献している。

 

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鳥居一豊 ベストワン

画像2: 推薦者のコメント

ビクタースタジオのエンジニアが音質を監修した完全ワイヤレスイヤホン。コンパクトなサイズながらノイズキャンセリング機能も備えるなど、機能的にも大きく進歩した。注目したいのは、3つのPROFESSIONALモードが加わったサウンドモードで、ヴォーカル曲向け、ジャズ・フュージョン曲向け、1980〜1990年代洋楽曲向けとユニークな設定となっている。一般的なサウンドモードよりも狙いがはっきりとしており、ぜひ聴き比べてみてほしい。個人的には音の広がりが良好で開放感のある「プロフェッショナル2」モードでアニソンを聴くのが面白かった。基本的な音質はジャンルを問わないニュートラルなバランスで、しかも生き生きとした熱気やエネルギーが伝わる、聴いて楽しい音に仕上がっているのが好ましい。絶対的な高音質追求というよりも、コンパクトさを活かして四六時中音楽を聴いていたような音楽好きにおすすめしたいモデルだ。

 

その他の選考委員の投票

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小原由夫

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土方久明

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藤原陽祐

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