VAIOから、個人向け、およびビジネス向けのノートパソコンの新製品が発表された。発売は6月16日から。ラインナップと価格は下記の通り。
＜個人向け＞
VAIO SX12 オープン価格（想定市場価格￥199,800～）
VAIO SX14 オープン価格（想定市場価格￥199,800～）
＜個人向け特別仕様――ALL BLACK EDITION＞
VAIO SX12 ALL BLACK EDITION オープン価格（想定市場価格￥264,800～）
VAIO SX14 ALL BLACK EDITION オープン価格（想定市場価格￥264,800～）
＜個人向け特別仕様――勝色＞
VAIO SX12 勝色特別仕様 オープン価格（想定市場価格￥269,800～）
VAIO SX14 勝色特別仕様 オープン価格（想定市場価格￥269,800～）
＜法人向け＞
VAIO Pro PJ オープン価格
VAIO Pro PK オープン価格
今回発表されるのは、VAIOの製品ラインナップの中でハイエンドに属する「SX」ラインの新製品。液晶画面のサイズによって、12.4型（SX12）と14型（SX14）の2ラインを揃えている。同様に、ビジネス向けモデルも、SX12とSX14をベースにしたPro PJとPro PKを用意する。
SX12
進化ポイントとしては、CPUにインテルの最新世代、第13世代のインテルCoreプロセッサーの搭載が挙げられ、モバイルモデルとしての高性能を追求することで、時間や場所に縛られない、突き抜けた機能・性能の実現を目標とした仕様にまとめられている。SX14の新モデルでは、昨年の前モデルに比べて、13％処理能力の向上が見られるそうだ（Core i7プロセッサー比）。
SX14はベース4色と、VAIO直営ストア専用の「ファインレッド」を加えた5色をラインナップ
もちろん、高速処理・演算を可能にする優れた制御＝電源の強化や放熱処理の向上を可能とする、VAIO独自の「VAIO TruePerformance」技術の搭載（継続）もトピックになるだろう。
オンラインコミュニケーション機能の強化としては、カメラ画質の改善と「美肌効果」機能の搭載がある。前者は、ノイズ除去に新たにTNR（いわゆる3次元ノイズリダクション）が適用となり、解像感や色再現性の向上を可能にしたそうだ。美肌効果は、効果をLevel1～3で選択（設定）でき、アプリを組み合わせなくても、自然な肌に調整された映像を送出できるようになる、としている。
なお、今回も特別仕様モデルがラインナップされていて、一つはその名の通り全身が真っ黒の「ALL BLACK EDITION」、もう一つはVAIO設立9周年を記念した数量限定の「勝色特別仕様」となる。全身を勝色＝濃い藍色で染め上げ、VAIOロゴやヒンジ部分にはゴールドを配するなど、特別感を演出している（隠し刻印もあるそう）。ちなみにこの2モデルのみ、第13世代Core Pシリーズプロセッサーの最上位グレードとなる「Core i7-1370P」の選択が可能となる。
「ALL BLACK EDITION」
「勝色特別仕様」
そのほかでは、「インテルEvoプラットフォーム」への準拠、スマホとの連携が簡便になる「インテルUnison」（スマホ側にもアプリが必要）の対応などのフィーチャーを備えている。
