DVAS(ディーバス)合同会社から、フォノケーブルの新製品「DVAS Argent Phono」が発売される。RCA-RCAタイプが¥220,000(税込、受注生産)、DIN-RCAタイプが¥198,000(税込、受注生産)。

 DVASは、DSオーディオ製光電型カートリッジ専用フォノアンプ「DAVS Model1」を発売しているブランドで、優れたオーディオ機器は音質が良いのは当然として、それにふさわしい外観とマテリアルを有するべきというフォロソフィーの下で製品開発を行っている。その思想は外観デザインにとどまらず、全体の大きさ、重量、基板サイズやそれらの固定方法等の内部設計にも及んでいる。さらに、合理的でメンテナンスまで配慮した設計を心がけ、20年後、30年後でも色あせない、そんなオーディオ機器を目指しているという。

 新製品のArgent Phonoは純銀素材を使い、光カートリッジ使用時の動作に着目した構造を有する汎用フォノケーブルだ。ケーブル素線は音質と使い勝手の良さを両立する太さの純銀単線を使い、表面を鏡面仕上げとして、薄いシリコン被膜を施している。絶縁には比誘電率が低く、耐熱性、耐環境性に優れたPTFEを採用している。

 ホット側、コールド側に同一の素線を用いた二芯構造だが、ホット側のみに銀メッキ銅編組シールドを施している。これにより、Argent PhonoはMC型やMM型同様、グラウンドでシールドすることが可能になっている。ケーブル外皮は紫外線耐量に優れたPET-X編組スリーブで、長期間にわたり美しい外観を維持してくれる。

 RCAプラグには純銀素材であるAECO製APR4055を採用し、コネクター、ケーブルのすべてを純銀素材で構成した。さらに、アルミ削り出しのケーブルスタビライザーを搭載。このパーツは機構的なダンピングだけではなく、電気的にも左右のシールドとアースケーブルを共通化しており、安定したシールド効果を実現してくれる。

 アースケーブルはジュンフロン被膜銀メッキ銅撚線とし、金メッキ無酸素銅のYラグを搭載した。組み合わせる機器に合わせてRCA-RCAタイプとDIN-RCAタイプが選択できる。光カートリッジはもちろん、MC型、MM型と組み合わせても純銀単線素材ならではの艶やかな透明感のあるサウンドを楽しめることになる。

「Argent Phono」の主なスペック

●内部配線:PTFE被膜純銀単線
●シールド:銀メッキ銅編組シールド
●スリーブ:PET-X編組スリーブ
●RCAプラグ:純銀接点、ナイロン複合材コールドハウジング、POMコーティングプラグシェル
●DINプラグ:金メッキ真鍮端子、メタルハウジング
●アース線:ジュンフロン被膜銀メッキ銅撚線
●ケーブル長:1.2m

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