ティアックは、USB DAC/ネットワークプレーヤー「UD-701N」向けの、Roon Readyに特化した「RAAT(Roon Advanced Audio Transport)専用モード」を搭載した新しいファームウェアを発表した。先に発表されたエソテリックの「N-01XD」「N-03T」「N-05XD」向けアップデートと同様に、UD-701NでもRoon Readyをお使いの方の音質向上が期待できることになる。

 RAAT専用モードとは、ネットワークプレーヤーが持つ、RAATに必要な機能以外のすべての動作を停止させることでCPUの処理負荷を軽減しRoonを使用した再生品質を向上させるものだ。先にLUMIN製品が対応した「Roon Onlyモード」と同様の機能と考えられる。

 RAAT専用モードにセットすると、「ESOTERIC Sound Stream」などOpenHome準拠のコントロールアプリからプレーヤーとしてアクセスできなくなる。また、Spotify Connect、Tidal、TuneIn、Qobuzなどのストリーミングサービスも利用できなくなるとのことだ。ただし、Roonアプリを使用したTidalやQobuzライブラリーのストリーミング再生は可能。

「UD-701N」のアップデート内容
●Roonに特化した「RAAT専用モード」を追加
●INFO表示でハングアップすることがあった不具合を修正
●表示FONTをグレースケールに変更
●表示画面の視認性を向上

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