ソニーから、完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」の新色となる「LinkBuds S EarthBlue」が11月4日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は￥26,000（税込）。
LinkBuds S EarthBlue（以下、LinkBuds S EB）は、製品名にもあるように人気のLinkBuds Sに、専用のカラーEarthBlueを与えた製品。ソニーでは世界的な高まりを見せる環境問題への取り組みとして、2050年までに環境負荷を０にすることを標榜しているが、本製品はその活動の一環として、新たに本体・充電ケースの材料に、市場回収したウォーターサーバーボトルの材質を配合しているのが特徴。もともと現行モデルにおいても、本体と充電ケースに工場回収の樹脂を再生したプラスチックを使用していたが、今回はそこにウォーターサーバーボトルの材質を追加したところがNewとなる。
さらに、もう一つの新機軸も用意されており、それが、製品表面に形成されたマーブル模様。これは、新たに配合されたウォーターサーバーボトル材の特性が関係しているそうで、粘着力が高いというその特性を利用することで、製品表面にマーブル模様を形成しているということだ。
その模様はある程度ランダムに形成されるそうで、一つひとつの表面のマーブル模様には個体差ができることから、「世界に一つだけのデザイン」のLinkBuds S EBを所有することが可能になる、としている。
また、ソニーでは本製品の発売に合わせて、本モデル（LinkBuds S EB）、および現行LinkBuds S製品においても、その販売価格の一部（1％＝2USドル）を環境保護団体へ寄付し、そのエコ活動を支援していく、としている。その団体（NGO）は、海洋保護活動を行なっている「Conservation International」（CI）になるということだ。
製品の仕様としては、材質と表面のカラー・模様が異なるのみで、従来のLinkBuds Sと同等。同時発表の、マルチポイント接続を可能にさせるためのアップデートにも対応する。
