デノンから、Alexa搭載のステレオ・スマートスピーカーの新製品「Denon Home 350」が、10月下旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥77,000前後。

画像1: デノン、スマートスピーカーの最上位モデル「Denon Home 350」を10月下旬に発売。Amazon Music HD、Spotifyにも対応

 Denon Home 350は、Denon Homeシリーズのニューモデルで、シリーズ最大のエンクロージャーを与えられ、音響性能を最優先に開発された最上位モデルとなるそう。日本でもロスレス/ハイレゾストリーミングを楽しむユーザーは増えているそうで、もともとは国内の展開は予定していなかったそうだが、市場の状況を鑑みて、導入が決まったという。カラーリングは、ブラックとホワイトの2色をラインナップ、部屋の壁紙やインテリアに合わせて選べるようになっている。

画像: 「Denon Home 150」(左)、「Denon Home 350」(中央)、「Denon Home 250」

「Denon Home 150」(左)、「Denon Home 350」(中央)、「Denon Home 250」

 ユニット構成は3ウェイで、20mmトゥイーター×2、50mmミッドレンジ×2、165mmサブウーファー×2の6スピーカーシステムとなる。搭載アンプは、6ch クラスD仕様だ。

画像2: デノン、スマートスピーカーの最上位モデル「Denon Home 350」を10月下旬に発売。Amazon Music HD、Spotifyにも対応

 ちなみに、Denon Home 350を2台組み合わせての、ステレオ再生も可能なため、より広いスペースでの使用も行なえるし、また、サブウーファーの「Denon Home Subwoofer」を追加すれば、低音の強化も行なえるなど、柔軟なシステムアップにも対応する設計となる。

 もちろん、デノンのネットワークオーディオプラットフォーム「HEOS」をサポートしており、アプリからの操作や、対応機器との組み合わせも可能。Amazon Alexaの搭載により、本Denon Home 350へ直接話しかけることで、音声コントロールも行なえる。その他、各種ストリーミングサービス(Amazon Music HD、Spotifyなど)、インターネットラジオ、NAS再生、USBメモリー再生などにも対応している。

 ハイレゾ対応は、PCMは192kHz/24bit、DSDは5.6MHzまでのコンテンツに対応する。

Denon Home 350の主な仕様
アンプ部:6ch クラスDパワーアンプ
スピーカーユニット:20mmトゥイーター×2、20mmミッドレンジ×2、165mmサブウーファー×2
入力端子:アナログ音声入力×1(3.5mmステレオミニ)、LAN端子、USB-A
対応ネットワーク:IEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)
Bluetooth規格:4.2
消費電力:37W
寸法:W380×H229×D180mm
質量:6.7kg
付属品:かんたんスタートガイド(保証書)、電源コード(約2m)、マウント用ねじ

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