アユートから、ハイレゾオーディオブランドAstell&Kernのポータブルオーディオプレーヤーの、次世代フラッグシップモデル「A&ultimaSP3000」が発表された。発売は10月の予定で、予価は¥659,980前後という。詳細は後日発表となる。

画像: Astell&Kern、ニューフラッグシップDAP「A&ultimaSP3000」を10月に発売。予価66万円。デジ・アナ処理回路の完全分離、ボディに904Lステンレス採用など、贅を尽くした仕様に

 A&ultimaSP3000は、時計用に使用される904Lステンレススチールをボディに採用した世界初のポータブルオーディオプレーヤー。同時に、最新のオーディオ回路を搭載し、ユーザーインターフェイスも従来機に対して、一新されているという。

 型番から分かるように、フラッグシップラインA&ultimaシリーズの最新モデルであり、過去10年以上にわたるデジタル音楽処理開発で会得した全てのエッセンスを凝縮した次世代の最上位機となる。

 それはデザイン面にも発揮されており、ラグジュアリーさを兼ね備え、上述したように、高級時計メーカーが愛用する高級ステンレススチールを初採用したことで、美しいフォルムをも実現。

 一方、重要なサウンド面においては、デジタルオーディオプレーヤーとしては初めて、バランス出力とアンバランス出力を完全に分離した「デュアルオーディオ回路」を搭載。かつて無いピュアなサウンドの再現を可能にしたと謳う。

 DACには、AKMの新フラッグシップ「AK4499EX」を4基初搭載し、デジタル信号処理専用に「AK4191EQ」を2基組み合わせ、デジタルとアナログの信号処理を完全分離した革新的な「HEXAオーディオ回路構造」を採用。圧倒的なS/Nを実現したという

 その他、CPUには、強力なQualcomm「Snapdragon6125オクタコア」を搭載し、スムーズな処理の実現に加え、aptX HD及びLDACによる高品位Bluetoothコーデックのサポートも特徴となる。

 対応フォーマットも、PCM 768KHz/32bit、DSD512&MQAのネイティブ再生を可能とし、OpenAPKによって、スマホライクなストリーミングサービスの接続(再生)もサポート。さらには、RoonReady対応ともなっている。

 ボリュームコントロール部は、従来同様、美しい時計の竜頭型とし、ディスプレイは5.46型のフルHD仕様。加えて、新世代のオンスクリーン・インターフェイスによって、簡単で素早い操作を可能にしている。

 付属のレザーケースは904Lステンレススチールのボディを保護し、その美しさを際立たせるゴートスキン製を採用。1903年からフランスのタルンで革のハンドクラフトを続け、多くの一流ラグジュアリーブランドに供給しているALRAN社によって作られているそうだ。同社オリジナルのハンドボーディング技術により、表面の質感をより感じることができるという。

画像: 別売りケースも用意。ブラック仕様で、価格は¥19,980前後

別売りケースも用意。ブラック仕様で、価格は¥19,980前後

A&ultimaSP3000の主な特徴
・ボディ素材に世界初、StainlessSteel 904Lを採用
・世界初となるデジタル信号処理とアナログ信号処理を完全分離したHEXAオーディオ回路構造
・AKM最新フラッグシップDAC「AK4499EX」4基と、デジタル信号処理専用「AK4191EQ」2基搭載(バランス出力/アンバランス出力共に AK4191EQ×1基+AK4499EX×2基構成)
・スイッチレスでアンバランス出力とバランス出力を完全に独立させたデュアルオーディオ回路
・主要回路を一体化したサウンドソリューション「TERATON ALPHA」搭載
・導電性の高い高純度銀を塗布した銀メッキシールド缶
・最大 PCM 768KHz/32bit、DSD512のネイティブ再生
・MQA、RoonReadyに対応
・最大 PCM384KHz/DSD256にリアルタイムアップサンプリングするDAR機能搭載
・ヘッドホンでスピーカーに近い音像を実現するクロスフィード機能搭載
・3.5mmアンバランス出力(光出力兼用)と2.5mm、4.4mmバランス出力対応
・Bluetooth 5.0搭載、aptX HD、LDACコーデック対応
・Qualcomm Snapdragon 6125オクタコアCPU搭載
・5.46型フルHDディスプレイと新世代グラフィックユーザーインターフェイス採用
・QualcommQC 3.0急速充電に対応
・フランス製ゴートスキンレザーケース(Green)を付属

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