Xiaomi（シャオミ）から、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル「Xiaomi Buds 3T Pro」が発売された。価格はオープンで、実勢価格は￥24,000前後。
Xiaomi Buds 3T Proは、アクティブノイズキャンセル（ANC）に対応したスティックタイプのワイヤレスイヤホンで、最大40dBものノイズ抑制性能を持つという。ANCのモードは4種類――ライトモード／バランスモード／ディープモード／アダプティブモード――あり、周囲の環境にあわせて選択が可能。独立型のプロセッサーの働きによってANC機能を駆動させているということで、アダプティブモードでは、周囲のノイズをモニタリングし、適宜、最適なノイキャンレベルに調整してくれるというインテリジェンスな仕様になっているそうだ。外音取り込みにも対応する。
搭載ドライバーは、DLCコーティングを施した10mm径のデュアルマグネット・ダイナミック型であり、フラッグシップらしいサウンドを実現しているという。
コーデックは、ワイヤレスでハイレゾ伝送が可能なLHDCの最新LHDC 4.0をサポートしており、対応機器と組み合わせることで、HiFiサウンドが楽しめるとしている。
また、近年流行の立体音響にも対応していて、同時にヘッドトラッキングもサポートしていることから、音に包まれる感覚が味わえると同時に、頭の向きを動かしても方向性のあるサウンドも楽しめるようになっている。
その他、マルチペアリング、IP55の防塵・防水性能、ワイヤレス充電（Qi）対応といったスペックを持つ。内蔵バッテリーの持続時間は、イヤホン単体で約6時間（ANCオフ）、充電ケース併用で約24時間となる。
Xiaomi Buds 3T Proの主な仕様
ワイヤレス接続：Bluetooth 5.2
対応コーデック：LHDC（4.0）ほか
ドライバー：DLCコーティング10mm径デュアルマグネット
バッテリー容量：38mAh(本体)、480mAh(充電ケース)
駆動時間：約6時間（本体、ANCオフ時）、約24時間（本体＋ケース）
充電時間：約70分（ワイヤレス充電）
充電ポート：TYPE-C
質量：4.9g(イヤホン本体)、48g(総重量)
