NECパーソナルコンピュータ(NECPC)、および日本電気(NEC)は本日12月8日、NECブランドの Windows PCに標準搭載されている「ハードディスクデータ消去ツール」が、PCのデータ消去が適正に行なわれたことを証明する第三者機関「データ適正消去実行証明協議会(Association of Data Erase Certification:略称 ADEC)」の認証を取得したと発表した。
総務省の『地方公共団体における情報セキュリティポリシーガイドライン(令和2年12月改訂)』では、「情報システム管理者は、機器を廃棄、リース返却等をする場合、機器内部の記憶装置から、全ての情報を消去の上、復元が困難な状態にする措置を講じなければならない。」と示されており、企業や団体、個人において、機密情報やプライバシーを守る上で、PCを廃棄する際にデータの確実な消去をする必要性が高まってきている。
こうした流れに応えるべく、NECPCでは、独自ソフトウェア「ハードディスクデータ消去ツール」を開発。3段階のデータ上書き消去方法を実行することで、確実なデータの消去ができるようになっている。
これは、ADECの『データ消去技術ガイドブック』(第 2.3版)に記載されている“Clear”のレベルを満たしているため、今回、ADECにより認証されたということだ。
ADEC認証取得の「ハードディスクデータ消去ツール」搭載商品は、下記の通り。
・NEC LAVIEシリーズ(Windows PC)
・NEC VersaProシリーズ
・NEC Mateシリーズ