エミライが、Noble Audioの音質に特化した完全ワイヤレスイヤホン「FoKus PRO」の製品サイトを公開した。今回販売されるFoKusPROは、Bluetoothの電波出力を強めた日本向け特別仕様の限定生産品で、発売日・価格は追って発表される。

 「音にこだわる人にこそ聞いてほしい、“音質”最優先設計」というコンセプトで開発されたモデルで、「カスタムIEMを無線化する」という逆転の発想から生み出された”音質ファースト”設計がポイントだ。

 近年、ワイヤレスイヤホンにはANC(アクティブノイズキャンセリング)や防水性能が搭載されることが増えている。快適な利便性と音質とのバランスを取った数多くのワイヤレスイヤホンが数多く送り出されているわけだ。

画像1: 「カスタムIEMを無線化する」 エミライが、Noble Audioの音質に特化した完全ワイヤレスイヤホン「FoKus PRO」のサイトを公開。価格や発売日は追って発表される

 しかし一方で、音質に振り切ったワイヤレスイヤホンがあってもいいのではないか、イヤホンに組み込まれたアンプを音楽再生だけのために使ったり、防水設計よりも音響設計を優先する、そんなともすれば時代に反するかのような問いに対して実験的に開発され、誕生したのがFoKus PROというわけだ。

 ドライバーユニットは、Nobleが以前から採用しているハイブリッド構成で、Knowles製のBAドライバー2基と、新採用の8.2mm径マグネシウム・アルミニウム合金製ダイナミックドライバー1基を搭載する。このサイズは「FALCON PRO」を上回るサイズとなっている。

 専用アプリも準備され、自分好みに操作をカスタマイズできる。さらに、一人ひとりに最適なリスニング体験をもたらす、パーソナルモードも搭載済みだ。この機能はユーザーの可聴域を細かく測定し、その分析結果に基づいてFoKus PROの特性を自動でチューニングしてくれる。パーソナライズされたFoKus PROは、リスニング体験をさらに向上させてくれるはずだ。

 日本仕様のFoKus PROは、複雑な電波状況を考慮してBluetoothの電波出力を強化すべく、新たなアンテナを搭載。高い接続安定性を実現しているので、電波干渉の多い場所での利用でも切れにくく、ストレスなく音楽を楽しむことができるだろう。

 Bluetoothのコーデックは、SBC/AAC/aptXに対応。さらに最高で48kHz/24bitのハイレゾ伝送が可能なaptX Adaptiveも使える(対応プレーヤーと組み合わせた場合)。音楽や動画・ゲームなどのコンテンツをストレスなく楽しめるように、自動的に最適な音質と遅延を調整してくれるのも特徴だ。

画像2: 「カスタムIEMを無線化する」 エミライが、Noble Audioの音質に特化した完全ワイヤレスイヤホン「FoKus PRO」のサイトを公開。価格や発売日は追って発表される

 回路面では、Qualcommの最新世代チップである「QCC3040」を採用し、高性能と低消費電力を実現。左右のイヤホンへそれぞれデータを伝送するTrueWireless Mirroringにも対応している。左右イヤホンのロールスワッピング機能にも対応済みで、バッテリーの片減りを防止。この機能はあらゆるスマートフォン・タブレットに対応している。

 またFoKus PROの形状は、同社がカスタムIEMメーカーとして開発を行なってきた膨大な耳型のデータを元に設計されている。耳の中にしっかり収まり落ちにくいので、自然と周囲のノイズも抑えられるという。さらに、サイズや形の異なる独自のイヤーピースが付属。耳の穴の形を問わず、よりフィットしたイヤーピースを用いて音楽を楽しむこともできる。

「FoKus PRO」の主なスペック

●使用ドライバー:Knowles製 BAドライバー×2、8.2mm ダイナミックドライバー×1
●マイク:クアルコムCVC8.0ノイズキャンセリング搭載
●Bluetooth仕様:Version5.2、TrueWireless Mirroring対応、マルチペアリング対応
●Bluetoothコーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
●連続再生時間:7.5時間(音量50%)
●バッテリー充電時間:1.5時間(本体)

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