トップウイングサイバーサウンドグループは、人気のiFi audio ZENシリーズの音質チューニングモデル「ZEN Signature」新バージョンを発売する。
既発売のZEN DAC Signature、ZEN CAN Signature及びZEN Signature Setは、今年3月の発表後から想定をはるかに超える注文があり、コロナ禍と半導体不足の影響もあって早々に生産完了となってしまった。今回生産体制が整ったことから、仕様と名称を変えて改めて発売できることになったそうだ。
前モデル7月末の発売で、型番と価格、主な特長は以下の通り。
USB-DAC: ZEN DAC Signature V2 ¥41,800(税込、7月末発売)
![画像: USB-DAC: ZEN DAC Signature V2 ¥41,800(税込、7月末発売)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2021/07/19/01f6c0582f5f8d980a08c95cd9813baccdc33f2b.jpg)
ZEN DAC Signatureをさらに強化し、付属品の充実を図ったモデル。ZEN DACからヘッドホン出力を排してライン出力に特化することで回路を洗練し、短くダイレクトな信号経路を確保して、純粋な信号伝送を実現した。またハイエンドグレードなパーツを採用することで、サウンドの細部や表情がさらに向上している。
さらにMQAフルデコードに対応することで対応フォーマットの幅を広げ、超ローノイズ外部電源アダプターの「iPower II 5V」が付属になったことで、音質的に望ましい動作も実現している。
ヘッドホンプリアンプ:ZEN CAN Signature 6XX ¥41,800(税込、7月末)
![画像: ヘッドホンプリアンプ:ZEN CAN Signature 6XX ¥41,800(税込、7月末)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2021/07/19/b46f261671f0d2ef54ddbb3f04230e8df778b5b5.jpg)
ZEN CANをベースに更なるパフォーマンスの向上と新たな機能を盛り込んだモデルで、主な特徴は以下の通り。
・Pro iCANに搭載したデュアルモノ・トゥルー・ディファレンシャル・バランス、ディスクリートAクラス回路を踏襲
・パナソニックのOS-CONやエルナー社のSilmlic IIコンデンサーなど、ハイエンドグレードのパーツを採用
・ゼンハイザー「HD650」の特性に合わせた専用EQ機能、ActiveEQを搭載
・音場補正機能をアップグレードし、より自然なサウンドステージを実現するXSpaceを搭載
・超ローノイズ外部電源アダプター、iPower II 5V付属
バンドルセット:ZEN Signature Set 6XX ¥83,600(税込)
![画像: バンドルセット:ZEN Signature Set 6XX ¥83,600(税込)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2021/07/19/81a5de29ffa064c3aac23b21fe21f3a3a67e3496.jpg)
ZEN DAC Signature V2とZEN CAN Signature 6XXのバンドルセット。それぞれの単体と、4.4mmバランスケーブル、4.4 to 4.4 cableをセットにし、単品で買うよりもお得になっている。
なお同社では、ZEN Signatureシリーズの新モデルとして、HiFiMAN社製ヘッドホンに最適化した「ZEN CAN Signature HFM」と、バンドルセットの「ZEN Signature Set HFM」の発売も近日予定しているそうだ。