アユートから、AZLAブランドの有線タイプのゲーミングイヤホン「AZEL Edition G（アゼル・エディション・ジー）」が、7月10日に発売される。価格は￥9,980（税込）。ブラック、ブルー、ゴールド、レッドの4色をラインナップする。
AZEL Edition Gは、型番から分かるように、同ブランドの有線イヤホン「AZEL」をベースに、＜PUBG大統領＞の異名を持つ韓国一の人気プロゲーマー「Kim SeongTae」が監修を行ない、ゲーミングのために再設計を施した製品。
ゲーミング環境を分析して再設計を施し、銃声音や足音など細かい音を一つ一つ逃さず、敵の位置を把握しやすいサウンドバランスを実現しているのが特徴。特にFPSのサウンドプレイに最適化したという。
筐体には金属素材を用い、表面には高級感を演出するヘアライン加工を実施。搭載するドライバーは8mm径のダイナミック型で、振動板素材は40μm厚の金属製とすることで、広帯域を確保。さらに音導管のフィルターに「フィナボッチパターン」を採用することで、高音域の再現性も強化。実に60kHzまでの周波数特性を有している。結果、空間の表現力を向上させることができ、FPSにおいて重要な索敵をしやすくしているということだ。
また、ボイスコミュニケーション用のマイク機能は、自分（ユーザー）が聞いている音（ゲーム音）と、自分の話す声（ボイス）を完全に分離する「Weavingシールド」機構を取り入れることで、通話相手に不要なサウンド（自分が聞いているゲーム音）が届かない仕様としているのにも注目だろう。
ケーブル長は、有線タイプで一般的な120cmではなく、デスクトップ、モバイル利用双方でベストに使える175cmとしている。プラグは3.5mm4極のL字仕様となる。なお、本製品には、USBケーブルタイプのDAC（USB Type-C to 3.5mmメス）が付属しており、同DACは最大96kHz/24bitまでのハイレゾコンテンツの再生に対応しているので、パソコンやスマホと接続すれば、高解像度のハイレゾサウンドも楽しめるようになる。
付属のイヤーピースは、同ブランドが展開しているオプション品「SendnaEarfit」シリーズのバンドル版となる「SendnaEarfit SE1000」。SSからLまでの6サイズを同梱している。ホーン形状によって、広大なサウンドステージが得られることで、包囲感の把握が重要な要素となるFPSにおいて、的確な音像を提供してくれるだろう。
AZEL Edition Gの主な仕様
カラー：TitanBlack、LapisBlue、KST Gold、Dakota Red
ドライバーユニット：自社開発8mm経ダイナミックドライバー
入力感度：97dB
インピーダンス：24Ω(±10%@1kHz)
周波数特性：4Hz～60kHz
ケーブル長：約175cm
質量：約19g（ケーブル含む）
付属品：DAC内蔵 USB Type-C変換ケーブル（約7.5cm）、USB Aタイプ変換アダプター、SednaEarfit SE1000（イヤーピース SS / S / MS / M / ML / L計 6サイズ )、ユニット保護ポーチ ×2（ L用 /R用）、キャリングポーチ、ケーブルクリップ、クイックガイド
