エミライから、FiiO ElectronicsのポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「Q5s Type-C」が発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥49,500前後。限定生産となる。

 Q5s Type-Cは、同社フラッグシップポータブルDAC/ヘッドホンアンプ「Q5s」のリニューアルモデルで、Q5sの特徴でもあるアンプモジュール構造を引き継ぎながら、音質と操作性を向上させた最新機。

 DACチップには、旭化成の「AK4493EQ」を左右独立して搭載し、PCMで738kHz/32bit、DSD256(11.2MHz)のネイティブ再生が可能となる。また、AK4493EQ自体の電気的な余裕度と低ノイズ性能を活かして、情報量や力感を向上させた、鮮度の高いサウンドが楽しめるとしている。

 また、BluetoothコーデックはSBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC)といった主要なものに加え、最新のaptX Adaptiveもサポートしており、各社の(aptX Adaptiveに対応した)完全ワイヤレスイヤホンと、安定した接続が行なえるようにもなっている。

 なお、標準で付属するバランスアンプモジュール「AM3D」には3.5mmステレオミニ、4.4mmバランス出力に加え、型番にもなっているUSB Type-Cも装備。Androidデバイスとのデジタル接続や、インテリジェントな充電が行なえる。

 内蔵バッテリーは3800mAhの容量を持ち、最大9時間以上の連続再生も可能。

Q5s Type-Cの主な特徴
・特許技術THX AAA アンプ回路を搭載
・3.5mmシングルエンド出力+4.4mmバランス出力装備の独立型アンプモジュール「AM3D」標準装備
・DACチップに「AK4493EQ」を2基、左右独立構成で搭載
・アップグレードしたクロックマネジメントシステムを搭載
・フォーマットは、768kH/32bitまでのPCMデータ、および、11.2MHzのDSDデータのネイティブ再生に対応
・Blutoothコーデックは、AAC、SBC、aptX、aptX HD、LDAC、HWA(LHDC)、そしてaptXアダプティブをサポート
・各セクション独立給電・アイソレーションを実現する低ノイズ電源回路
・完全バランス回路設計
・ボリューム機構に高精度アナログポテンショメーター+音量の左右不均等を解決するADCボリュームコントロール機能を採用
・USB Type-C端子搭載
・同軸デジタル/光デジタル/ライン対応の豊富な入力端子
・3800mAh大容量ポリマーリチウムイオン電池内蔵で9時間以上の連続再生
・FiiO Musicアプリでスマートホンから主要な操作が可能

Q5s Type-Cの主な仕様
出力:220mW以上(3.5mmシングルエンド出力/32Ω負荷時)、560mW以上(バランス出力/32Ω負荷時)
THD+N:0.002%未満(1kHz/32Ω負荷時)
SN比:117dB以上(A-weighted)
出力インピーダンス:1Ω
ヘッドホン出力端子:4.4mm(バランス)、3.5mm(ヘッドホン/ライン出力兼用)
入力方法:USBタイプC/光デジタル/同軸デジタル/ライン入力
対応サンプリング周波数/ビットレート:最高768kHz/32bit
対応DSDフォーマット:DSD64(2.8MHz)、DSD128(5.6MHz)、DSD256(11.2MHz)
内蔵バッテリー容量:3800mAh
連続使用時間:9時間以上
対応Bluetoothコーデック:AAC、SBC、aptX、aptX LL、aptX adaptive、aptX HD、LDAC
寸法:W64×H16×D124mm
質量:約198g

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