HUAWEI(ファーウェイ)から、2020年の新製品3モデルが発表された。

 まずは、ノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro」から紹介したい。こちらは市場想定価格¥22,800(税別)で、11月20日の発売を予定している。

画像: 「FreeBuds Pro」はシルバー、ブラック、ホワイト(写真)の3色を準備

「FreeBuds Pro」はシルバー、ブラック、ホワイト(写真)の3色を準備

 同社ではこれまで完全ワイヤレスイヤホンとして「FreeBuds 3」「FreeBuds 3i」等をラインナップしてきた。これらはいずれもノイズキャンセリング機能を搭載、しかも軽量・コンパクトなサイズを実現している点が人気を集めていた。

 新製品のFreeBuds Proは、現行機FreeBuds 3iの上位モデルという位置づけで、本体部にキュービック風のデザインを採用した。同時に人間工学に基づいたトライホールド構造で外耳道に自然にフィット、心地いいフィット感を目指して3タイプのソフトシリコンイヤピースが付属するなど、細かな気配りもされている。

 音質面では11mmの新開発ドライバーを搭載。PET素材振動板を採用しており、メカニカルオーディオスタビライザーシステムとの組み合わせで、従来以上にダイナミックなサウンドを再現するという。

画像: 写真の開口部の内側に外音を測定するためのマイクを搭載する

写真の開口部の内側に外音を測定するためのマイクを搭載する

 そして、FreeBuds Proの一番のポイントは、ノイズキャンセリング機能が進化したことだ。外音取り込み用として内側にひとつ、外向きにふたつの合計3つのマイクを内蔵、さらに骨伝導センサーも加えた音声ピックアップシステムを採用している。これにより最大40dBのノイズキャンセリング効果を達成したそうだ。

 加えて今回は、このアクティブノイズキャンセリングにシーン別ノイズ認識を組み合わせたダイナミックノイズキャンセリング機能を新規搭載した。

 これは外向きマイクで周囲の音を計測し、それを元にAI識別アルゴリズムが環境ノイズを判別、「くつろぎ」「標準」「ウルトラ」の中から最適なノイズキャンセリング効果を自動的に選んでくれるもので、通勤中の車内やオフィス内など様々な状況下でもいい音で楽しめることになる。

画像: 専用アプリと組み合わせることで、ノイズキャンセリング機能のオン/オフや外音取り込みの設定も可能

専用アプリと組み合わせることで、ノイズキャンセリング機能のオン/オフや外音取り込みの設定も可能

 2基のアンテナを搭載したデュアルアンテナTWS方式により、Bluetoothの通信品質も保証。音声コーデックはSBCとAACに対応している。なお、HUAWEI製のスマホと組み合わせた場合には、ゲームコンテンツなどでの音の遅延が発生しないようにスマホ側で映像と音の同期を取るという機能も準備されているそうだ。

 内蔵バッテリーはノイズキャンセリング/オンで約4.5時間、ノイズキャンセリング/オフでは7時間をクリアーする。充電ケースを組み合わせれば30時間の使用が可能だ(ノイズキャンセリング/オフ)。

 FreeBuds Proデュアルデバイス対応なので、PCスマホの両方とペアリングしておくことも可能。こうすることで、動画サイトなどを見ている時に着信があった場合でも、自動的に動画再生をストップして通話に移行できる。電話が終わったらまた自動で動画再生に戻ってくれるので、まったくストレスもない。この機能はリモートワークなどでも快適に使いこなせそうだ。

画像: 左が「MateBook 14」で、右は「MateBook X」

左が「MateBook 14」で、右は「MateBook X」

 また今回、MateBookのラインナップとして、フラッグシップ仕様の「MateBook X」の 13インチと、オールラウンド仕様の「MateBook 14」も同時発表されている。前者は市場想定価格¥154,800(税別)、後者は同¥109,800(税別)で、11月20日の発売予定。

 MateBook Xは、重さ約1kg、厚さ約13.6mmのA4サイズボディに、フラッグシップに相応しい機能を盛り込んだノートPCだ。このサイズの中に水平3000×垂直2000ドットの液晶モニターを搭載(画面占有率90%以上)、明るさ400nit、コントラスト比1500:1をクリアーする。モニターはタッチパネル対応で、3本の指で画面をスワイプするだけでスクリーンショットが残せる3フィンガースクリーンショット機能も備えている。

 本体両サイドとシフトキーの裏側に合計4基のユニットを内蔵した2ウェイ4スピーカー仕様で、動画コンテンツなども迫力あるサウンドで再生するとのこと。

 もうひとつのMateBook 14は、CPUにAMDの最新Ryzen 4000Hシリーズモバイルプロセッサーを搭載した点が注目される。このチップの機能を活かして、通常のタスクを行う場合の「スタンダードモード」の他に、CPUに負荷のかかる作業を行う場合を想定した「パフォーマンスモード」も準備された。これはファンクション+Pボタンで簡単に切り替えができる。

 内蔵スピーカーは2基だが、バーチャル5.1chサラウンドやひずみ補正機能、4種類のサウンドモードなどを搭載している。

This article is a sponsored article by
''.