トライオードから、300B真空管搭載のパワーアンプの新製品「TRX-P300S」、および「TRX-P300-WE300B」が、11月下旬に発売される。価格はTRX-P300Sが¥220,000(税別)、TRX-P300-WE300Bは¥266,000(税別)となる。

 TRX-P300Sは、社名でもある“トライオード”の原点となる直熱三極管300Bを使用したアンプ。第15世代目にあたる製品であり、シンプルなA級シングル回路構成で、出力8W+8Wを実現しているのが特徴だ。

 さらに電源部には、大型トロイダル電源トランスを搭載し、SiCショットキーバリア整流ダイオードを組み合わせることで、効率の向上も図られている。

 また、天面に装備されたバイアスメーターとバイアス調整ボリュームでよって、バイアス調整が簡単に行なえるのも特筆されるだろう。

 なお、ハムバランス調整については、独自のTHC(トライオード・ハム・キャンセル)回路の採用によって、調整作業自体を不要としている。

 ちなみに、背面のスイッチで、音量ボリューム付きアンプに切り換えることもできるという。

 一方のTRX-P300-WE300Bは、往年の300Bオリジナル真空管に迫るクォリティを再現した真空管「PSVANE WE300B」を搭載したWE300B仕様、という構成。

 今回、2モデルの発売を記念したキャンペーンもあり、年内に注文したユーザーには、別売サイドウッドがプレゼントされるそうだ。

TRX-P300発売記念キャンペーン
対象機種:TRX-P300、TRX-P300-WE300B
対象期間:2020年12月31日注文分まで
プレゼント品:製品出荷時に、オプションのサイドウッドを無償で取り付けた状態で出荷

TRX-P300Sの主な仕様
回路型式:A級シングル
使用真空管:300B×2、12AT7×2、12AU7×1
バイアス方式:固定バイアス
定格出力:8W+8W(8Ω)
周波数特性:19Hz~50kHz(±3dB)
SN比:86db
入力端子:LINE 1系統
入力感度/インピーダンス:300mV/100kΩ
入力ゲイン切り換え:0、-3dB、-6dB、-12dB
スピーカー出力端子:1系統4~8Ω
音量ボリューム:装備
NFB(ネガティブフィードバック):ON/OFF付き
消費電力:91W
寸法:W340×D320×H210mm
質量:17.5kg
付属品:真空管ボンネット、電源ケーブル
オプション:サイドウッド(¥5,000+税)

http://triode.co.jp/brand/triode/index.html

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