パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、BS4K放送や、高度ケーブル自主放送に対応するCATVデジタルセットトップボックス「TZ-LS500B」を、11月に発売する。

 TZ-LS500Bは、新4K放送に対応したエントリータイプのCATV用セットトップボックス(STB)。ケーブルテレビ事業者がユーザー(契約者)宅に本機を設置する際に、作業を効率化できる「設置効率化」機能を新搭載しているのが特徴(ネットワークに接続することで、設置設定が完了するという)。

 HDDは内蔵しないものの、外付けUSB HDDを組み合わせることで、番組録画にも対応し、さらにホームネットワーク経由で、パナソニック製レコーダーへのダビング(ムーブ)も可能になる(ダビングについては、4K番組は非対応)。

TZ-LS500Bの主な特長
1 新4K放送に対応したエントリーモデル
2 STB設置設定時の作業を効率化する「設置効率化」機能搭載
3 リビングの置き場所を選ばない小型デザイン
4 使いやすさをアップする新機能(アプリ起動ボタン、ゆっくりはっきり再生、新番組/特番おしらせ)
5 各種動画配信サービスに対応
6 外付けUSB-HDD録画に対応
7 お部屋ジャンプリンク対応
8 Hybridcast対応

TZ-LS500Bの主な仕様
電源:付属ACアダプター AC100V、50/60Hz(本体DC12V)
消費電力:約5W
<デジタル放送>
受信変調方式:64QAM/256QAM(Annex.C)
受信周波数帯域:90~770MHz/入力レベル49~81 dBμV(64 QAM平均値)/入力レベル55~81 dBuV(256 QAM平均値)
受信変調方式:OFDM
受信周波数帯域:90~770 MHz/入力レベル47~81 dBμV(平均値)
受信変調方式:BPSK/QPSK/TC8PSK(ISDB-S)/π/2シフトBPSK/QPSK/8PSK/16APSK(ISDB-S3)
受信周波数帯域:1032~1489MHzおよび2224~2681 MHz/入力レベル48~81 dBμV(平均値)
接続端子:
 ケーブル入力端子 F型接栓75Ω
 分配出力端子 F型接栓75Ω
 HDMI(映像・音声)出力端子1系統(19ピン端子)
 LAN端子1系統(100BASE-TX/10BASE-T)
 USB端子2系統/USB1 HDD接続用 USB2.0(Max 900 mA)/USB2 簡単設置設定用、AV周辺機器用 USB2.0(Max 500mA)
寸法:W160×H31×D150mm(端子、突起部含む)
質量:約300g

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