Amazon(アマゾン)から、本日、新しいAmazon Echoシリーズが発表された。ラインナップと価格は以下の通りで、本日から予約受付を開始している。

Echo ¥11,980(税込、10月22日出荷開始)
Echo Dot ¥5,980(税込、10月22日出荷開始)
Echo Dot with clock ¥6,980(税込、11月5日出荷開始)
Echo Show 10 ¥29,980(税込、年内出荷予定)

 今回の新製品は、デザインの刷新や音質の向上、より強力なハードウェア、さらに便利で快適な暮らしを提供するAlexaの新機能といった進化を果たしている。

 まず4製品とも、気候変動対策に関する誓約(Climate Pledge)に基づき、100%再利用のファブリックやダイキャスト・アルミニウム、プラスチックが使われている。さらにパッケージも大部分が木質繊維をベースにしており、その原材料も適切な方法で保全管理された森林またはリサイクル資源から調達されている。

 また、使用していない間の消費電力を抑制する低電力モードも搭載された点も環境に優しい配慮といえるだろう。

 新製品の主な特長は以下の通り。

Echo

画像: Echo

 新世代Echoは、球体、ファブリック仕上げのデザインを採用。3インチのウーファーと2つのトゥイーターを搭載し、クリアーな高音、ダイナミックな中音、そして深みのある低音で、Dolbyステレオサウンドを楽しめる。Echo Studioと同様に、設置された空間の音響特性を感知し、自動的に最適な音質に微調整する機能も有する。

 Zigbee対応のスマートホームハブを内蔵し、BLE(Bluetooth Low Energy)にも対応している。さらに、機械学習の高速化に対応する新しいシリコン・モジュール「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサー」を搭載。AZ1でのニューラル音声認識機能がAlexaにユーザーのリクエストをより早く伝え、素早く応答するように働きかける。現在は米国のみの対応だが、今後日本でも高速化された音声認識機能が提供される予定という(提供開始日は未定)。

Echo Dot、Echo Dot with clock

画像: 写真は「Echo Dot with clock」

写真は「Echo Dot with clock」

 新しいEcho Dotも、球体のファブリック仕上げを採用。コンパクトサイズながら、パワフルで、バランスのとれた低音を再生する。Echo Dot with clockも、シンブルなLEDディスプレイで時刻や気温、タイマー、アラームを簡単に確認することができる。

Echo Show 10

画像: Echo Show 10

 10インチのHDスクリーンを搭載し、ユーザーの動きに合わせて左右の方向に向きを変えるため、部屋の中のどこにいてもスクリーンを見ながら、Alexaに話しかけることができる。さらにこの機能により、Alexaを通じたビデオ通話中に部屋の中を移動しても、スクリーンから外れてしまうこともないという。

 ふたつのトゥイーターと強力なウーファーを内蔵し、自動的に設置された空間の音響特性を感知しながら、指向性のある良質なサウンドを届けてくれる。料理レシピやNHKニュース、Prime Videoの映画やドラマも10インチ画面で楽しめる。さらにNetflixも今後提供開始予定という。

 またEcho Show 10は、コンピュータ・ビジョン・アルゴリズムも採用した。スクリーン付きのEcho ShowシリーズやAlexaアプリを使ってEcho Show 10の内臓カメラにアクセスし、本体を回転させながら部屋全体を見渡したりすることも可能になる。また、AZ1でのニューラル音声認識機能や、Zigbee対応のスマートホームハブも内蔵している。

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