エミライでは、アメリカのオーディオブランド、Benchmark Media Systemsのヘッドホンアンプ「HPA4」(市場想定価格¥398,000前後、税別)と、ステレオパワーアンプ「AHB2」(市場想定価格¥398,000前後、税別)の取り扱いをスタート。7月17日から全国のオーディオ専門店、家電量販店で販売する。

画像1: エミライが、アメリカの新ブランドBenchmark Media Systemsのヘッドホンアンプ「HPA4」とステレオパワーアンプ「AHB2」の取り扱いを開始。どちらもTHX AAAテクノロジーを搭載

 HPA4は、Benchmark Media SystemsとTHX社が提携し、発表された「THX Achromatic Audio Amplifier(AAA)テクノロジー」を搭載したヘッドホンアンプ/プリアンプだ。

 THX AAAテクノロジーは、高調波、インターモジュレーション、クロスオーバーの歪みを20〜40dB低減し、リアルで疲労感のない音楽体験を実現するもの。特許取得済みのフィードフォワード・トポロジーにより、従来の歪みやノイズのメカニズムを無効化、アンプの出力レベルの上昇に伴う歪みを発生させることなく、最大出力と音圧レベルを達成している。

画像2: エミライが、アメリカの新ブランドBenchmark Media Systemsのヘッドホンアンプ「HPA4」とステレオパワーアンプ「AHB2」の取り扱いを開始。どちらもTHX AAAテクノロジーを搭載

 その他のHPA4の特長は以下の通り。

●金接点コンタクトリレーと4つの独立した256ステップ・アッテネーターを搭載
●純アナログ回路で構成された、S/N 135dB、歪率0.00006%の超低ノイズ・超低歪回路
●出力インピーダンス≒0を実現し、ハイボルテージ、ハイカレント、ハイパワー、ハイリライアビリティを備えるヘッドホン出力
●帯域幅0.01Hzから500kHz以上を達成しスピードと正確さを実現
●0.5dBステップを実現する高精度ロータリーエンコーダーを搭載
●バランス・アンバランス入出力を装備
●多彩な操作を可能にするタッチスクリーン

画像3: エミライが、アメリカの新ブランドBenchmark Media Systemsのヘッドホンアンプ「HPA4」とステレオパワーアンプ「AHB2」の取り扱いを開始。どちらもTHX AAAテクノロジーを搭載

 一方のAHB2は、同じくTHX AAAテクノロジーを採用したステレオパワーアンプとなる(モノーラルパワーアンプとしても使用可能)。超広帯域、超低ノイズ、超低ひずみ、最大29Aのピーク電流を供給可能、高ダンピングファクター、クロスオーバー歪みを排除するフィードフォワードエラー修正機能を搭載するなど、パワーアンプとして理想的な特性を実現しているそうだ。

画像4: エミライが、アメリカの新ブランドBenchmark Media Systemsのヘッドホンアンプ「HPA4」とステレオパワーアンプ「AHB2」の取り扱いを開始。どちらもTHX AAAテクノロジーを搭載

 AHB2の特長は以下の通り。

●ダイナミックレンジ132dB、周波数特性0.1Hz〜200kHzに到達
●最大29Aのピーク電流を供給可能な高出力
●0.0003%未満と可聴域を下回る歪み率を達成
●S/N 132dB。THXの特許回路とBenchmarkの電源設計、信号配線技術、出力段設計のコンビネーション
●THX AAAテクノロジー採用
●高出力電流と低ノイズを実現するバイポーラクラスAB出力ステージ
●クロスオーバー歪みを排除するフィードフォワードエラー修正機能搭載

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