HTC NIPPONから、同社のVR向け新製品「VIVE Cosmos Elite」の国内向け販売を開始すると発表した。定価¥109,990(税別)で、3月27日(金)に発売される。 これに先立ち、3月18日から予約販売もスタートしている。

 「VIVE」は、ルームスケールVRでリアルなインタラクションを実現するために最適化された、VRプラットフォームだ。開発者や事業者用製品と同等のVRをコンシューマーに提供し、ソフトウェアとハードウェアにおいて、最強のエコシステムを作り上げたとしている。

 新製品のVIVE Cosmos Eliteは、ベースステーション1.0を使用することで正確な外部トラッキングが可能になる。より高精細なトラッキング性能で、精細な動きにも対応できるといる。また、高い解像度を持つディスプレイを搭載することで、鮮明なグラフィックも表示可能だ。

 VIVE Cosmos Eliteの主な特徴は以下の通り。

●どんな角度でも高精度に
 SteamVR Trackingとそれに対応するコントローラーにより、精確で自由な動きが可能。頭の後ろでラケットを振る、剣をクロスさせるなど、どんな角度でも素早くスムーズに動く

●VRゲームがより精細に
 今までのVIVEよりも88%解像度を向上させた合計2880×1700ピクセルの高解像度ディスプレイでバーチャル世界を体験。新しいLCDパネルはピクセル間の距離が短く、スクリーンドア効果を最小限に抑える

●エキサイティングなサウンド
 耳にぴったりフィットするヘッドフォンで最高音質のオーディオが楽しめる。素晴らしいサウンドによるVRアドベンチャーを長時間体験可能

●ゲーマーのために設計
 革新的なフリップアップ式のデザインにより、現実とVR空間とを自由に行き来できる。人間工学的に設計されたヘッドセットは簡単に着脱でき、さまざまな顔の形や目のタイプに対応し、メガネのままでも使用可能。 お手入れしやすい素材を使用しているため、ヘッドセットを清潔に保てる

「VIVE Cosmos Elite」の主なスペック

<ヘッドセット>
●パネルサイズ:デュアル3.4インチ
●パネル解像度:片目あたり1440×1700ピクセル (合計2880×1700ピクセル)
●リフレッシュレート:90Hz
●視野角:最大110度
●オーディオ:ステレオヘッドフォン
●入力:内蔵マイク、ヘッドセットボタン
●接続方法:USB 3.0(またはそれ以降)、DP 1.2、フェースプレート専用接続
●センサー:Gセンサー、ジャイロスコープ、瞳孔間調整(IPD)

<コントローラー>
●センサー:SteamVR Tracking
●入力:多機能トラックパッド、グリップボタン、2段トリガー、システムボタン、メニューボタン

<トラッキングエリア要件>
●起立時/着座時:スペース制限なし
●ルームスケール:約3.5×3.5m

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