モトローラ・モビリティ・ジャパンは、SIMフリーアンドロイドスマートホンの新製品「moto g8 plus」を発表した。同社のMoto ストア他では、定価¥38,800(税込)で、3月16日の発売を予定している。
同社では2013年に「momot G」を発売以来、2015年のgシリーズ参入、2017年の製品拡充(g5ファミリーを4機種投入)など、順調にラインナップを拡充してきた。最近の携帯市場ではSIMフリー端末は伸び悩んでいるが、モトローラの製品は順調にシェアを拡大しているそうだ。
同社プロダクト マネージャーの島田日登美氏によると、g8 plusは3つのポイントがあるそうだ。まずmoto gファミリーの第8世代として初めて「クァッドピクセルテクノロジー」を搭載、「トリプルカメラ」の搭載と合わせて写真機能を大幅に強化している。さらに長時間の使用にも充分な「400mAhバッテリー」も内蔵している。
カメラとしては4,800万画素のメインセンサーと500万画素の深度センサー、1,600万画素の動画+117度広角アクションカメラの3つを搭載し、レーザーオートフォーカスやLEDフラッシュも採用済み。クァッドピクセルテクノロジーはメインカメラに使われており、暗部での感度を4倍に高めるナイトビジョンにも対応しているという。
その他にも、お薦め構図で撮影できる「AI/スマート構図」やライティングのイメージを変更する「AI/ポートレートライティング」、「AI/ハイレゾズーム」といった撮影アシスト機能が多数搭載されている。
g8 plusでは、これらの高度な処理を素早く行なうために、クァルコムのオクタコアプロセッサーSnapdragon 665を採用、4Gバイトメモリー(DDR RAM)と組み合わせている。これによりモトローラ史上最速を実現したとかで、アプリや動画、ゲームなども快適に楽しめるようになっている。
本体ディスプレイは6.3インチのフルHD解像度(アスペクト比16:9)で、フレームぎりぎりまで画面が広がるデザインとなっている。パネルはSDR用とのことで、配信のHDR素材もSDRモードで表示するとのことだ。
サウンド面ではドルビーオーディオのデコードに対応したステレオスピーカーを内蔵し、5.1chソースはバーチャルサラウンドで再生できる。音楽信号はBluetoothでも伝送でき、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応している。ただしハイレゾソースには非対応で、CDクォリティでの再生となる。
その他には、ジェスチャーによるアプリ起動や、テキストにカメラを向けると自動的に翻訳してくれるGoogleレンズ機能も搭載されている。400mAhバッテリーにより、40時間の駆動が可能。15分の急速充電で約8時間使えるそうだ。
本体はポイズンベリーとコズミックブルーの2色が準備されている。