FX-AUDIOから、4chラインスプリッター機能を搭載したプリアンプ「LS-01J」を発売された。価格は¥4,480で、2月19日から同社のオンラインショップで販売されている。

 LS-01Jは、ステレオRCAラインレベル信号の強度を維持したまま4分配出力が可能なラインスプリッター機能を備えたプリアンプ。シグナルラインごとに、ON/OFFとボリュウム調整が可能なので、配線を切り替える手間もなく、簡単に複数台のアンプなどの比較・使い分けができる。

画像: FX-AUDIOの4chラインスプリッター機能付きプリアンプ「LS-01J」。アンプやシステムの聴き比べなど、アイデア次第で活躍するアイテムだ

 LS-01Jの主な特徴は以下の通り。

●入力段による信号強度強化・ゲイン設定(0dB/+15dB)機能を搭載
 入力段に配置したTL062オペアンプにより、音声信号を増幅して後段の各出力ラインに独立して配置したオペアンプに送出。音源機器の出力レベルが低い場合には、背面GAIN設定スイッチにより、+15dBの選択が可能。

●各チャンネル個別でのゲインコントロール機能を搭載
 TL062オペアンプによる各チャンネル専用のゲインコントロール回路は、ボリュウム付きプリアンプとして使用可能。ゲイン設定が0dBの時は、全ボリュウム最大で4ライン同時等倍出力が可能になる。

●高音質にこだわった電源回路設計
 スイッチング周波数400kHzの高速DC-DCコンバーターICにより15Vまで昇圧した後に、レギュレータで正負12V電源を生成。昇圧させた後に12V電源を生成する事により、可聴領域に影響するノイズを排除し、電源の質を高める事で、オペアンプ本来の滑らかな高域特性を実現。

LS-01Jの主なスペック

●接続端子:アナログ入力1系統(RCA金メッキ端子)、アナログ出力4系統(RCA金メッキ端子)
●オペアンプIC:STMicroelectronics社製TL062CN
●主な機能:ステレオRCA入力4分配・4系統出力独立ON/OFF・ボリュウム調整機能、入力ゲイン設定機能(背面スライドスイッチ)
●寸法/質量:W117×H35×D107mm(突起部を除く)/360g

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