ティアックは、イタリアのPA/SRスピーカーブランドdBTechnologiesのフルスケールラインアレイモジュール「VIO L212」、およびアクティブバスレフレックス サブウーファー「VIO S218」を12月中旬より販売する(受注発注)。価格は、VIO L212、VIO S218ともに各¥960,000(税別)。

画像: フルスケールラインアレイモジュール「VIO L212」

フルスケールラインアレイモジュール「VIO L212」

画像: アクティブバスレフレックス サブウーファー「VIO S218」

アクティブバスレフレックス サブウーファー「VIO S218」

 VIO L212は、dBTechnologiesブランドでは初となる、大規模な音響システム用の3ウェイラインアレイモジュール。ユニットはまず、低域用に12インチのネオジウムウーファーを2基正面向きに配置し、その間には中域用としてホーンロード型の6.5インチネオジウムミッドレンジを4基収めている。高域用のコンプレッションドライバー(1.4インチネオジウム)はウェーブガイドを備え、より遠くへと届くサウンドを出力してくれるという。

 搭載アンプは、クラスD 1600W×2の合計3200W RMSであり、最大音圧は142dBを実現するという。DSPは32ビット駆動で、各種フィルターの付加にも対応する。

 本体には木製キャビネットを採用し、フルスケールラインアレイモジュールのジャンルでは軽量となる54.4kgを実現。運搬のしやすさも考慮した設計としている。

 一方のVIO S218は、VIO L212によるラインアレイシステムに好適なアクティブバスレフレックスサブウーファー。18インチLFユニットを2基搭載し、DSP制御やネットワーク制御機能に対応しているのが特徴だ。

 28Hzからの低域再生が可能で、アンプはVIO L212同様、クラスD 1600W×2のDigipro. G4アンプを搭載し、出力は3200W RSMのスペックを持ち、最大SPL 143dBを実現する。

 背面装備のカーディオイドプリセットボタンで、カーディオイドアレイスタックされたユニットに対して適正なディレイをワンタッチで設定可能という。また、内蔵モジュールによって、最大9.9ms(0.1msステップ毎)の個別ディレイの設定も行なえる。

VIO L212の主な特長
・3200W RMS Digipro. G4アンプ搭載
・2×12”ネオジウムウーファーは、外側にダイポール配置
・ホーンロードを備えた4×6.5”ネオジウムミッドレンジ
・専用設計ウェーブガイドに取り付けられた2×1.4”コンプレッションドライバー
・DSP搭載
・傾斜センサー搭載
・ラバーマグネティックラバーレインカバー標準装備
・1台54.4kgの軽量設計
・リニアフェイズFIRフィルター内蔵

VIO S218の主な特長
・2×18“ネオジウムウーファー
・3200W RMS Digipro. G4アンプ搭載
・周波数特性 28Hz~(-6dB時)
・最大9.9msまでローカル設定可能なオンボードディレイ
・カーディオイドスタックプリセットボタン装備
・VIOS318オプションアクセサリーに対応

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