クリエイティブメディア
クリエイティブメディアでは、これまで紹介してきたホログラフィックオーディオが楽しめるSXFI関連商品、あるいはサウンドブラスターシリーズの最新モデル「Sound Blaster X3」をメインに展示していたが、注目はワイヤレスヘッドホン「SXFI THEATER」だろうか。付属のUSBドングルにSXFI DSPが内蔵されており、パソコン接続で、ゲームから映画まで、立体感のあるホログラフィックサウンドも楽しめる逸品。発売は未定だが海外では299ドルで販売されているので、国内導入時は2万円台の予想。
ラックスマン/FOCAL
ラックスマン/FOCALブースでは、ラックスマンのシステムを使ってFOCALの各種ヘッドホンが試聴できるようになっていた。開放型のフラッグシップ「UTOPIA」、密閉型のフラッグシップ「STELLIA」を聞き比べられるという、豪華なもの。
JVCケンウッド
JVCケンウッドブースでは、Victorブランドの新イヤホン「HA-FW1500」に注目。昨秋発売のフラッグシップ「HA-FW10000」に続いて、イヤホンでウッドコーンを搭載した意欲機。音場感志向だった10000からチューニングが変更され、1500ではボーカルがよりくっきりと楽しめるサウンドに仕立てられている。ハウジング後部のニッパー(犬)の図柄もかわいらしい。
SIMGOT
SIMGOTでは、10月30日に発売したばかりの最新ユニバーサルIEM「EK3」に注目。バランスド・アーマチュア(BA)ドライバーを3基搭載して、ワイドレンジな再生が可能。音のつながりはよく、高域までスッと伸びた煌びやかなサウンドが楽しめる。IMEだけあって装着性も◎。
TEAC/beyerdynamic/KOSS
beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)では、イベント直前に発表した新製品「LAGOON ANC JP」に注目が集まっていた。アクティブノイズキャンセリング機能搭載で、コーデックはaptX(LL)をサポートする。人間の聴覚データを元にしたMOSAYCによって、音源のバランスをダイナミックに調整してくれるという。
Skullcandy
Skullcandyでは今年に入って得にワイヤレスモデルのラインナップが拡充しており、ヘッドホンタイプではアクティブノイズキャンセルと、個人の聴こえに合わせたパーソナライズが可能な「Crusher ANC」が人気だった。また、10月発売の完全ワイヤレスイヤホン「Sesh」は、某販売店へ新型の什器を設置したところ、値ごろ感もあって、販売が急増したという。
パナソニック
パナソニックブースでは、新生テクニクスブランド初のイヤホン「EAH-TZ700」、および復活のDJ用ヘッドホン「EAH-DJ200」を展示。特に、ハイエンドモデルとなるEAH-TZ700は人気で、多くのファンが列をなして試聴の順番を待っていた。
Astell&Kern/アユート
Astell&Kernブースでは、昨日発表の新DAP「SA700」をはじめ、同ブランドのラインナップするDAP製品を多数用意・試聴できる状態で展示。SA700には大きな注目が集まっており、席が冷える間もなく、次々とファンが試聴を楽しんでいた。サウンドキャラクターは、近年のフラッグシップ「SP1000」や「SP2000」とは異なり、デザインベースとなった「AK120」に近い、穏やかな音調。
アユート取り扱いのリケーブルブランドLuminox Audioからは、2つの製品が注目を集めていた。一つは、参考展示の「Kilowatto Jet Black」。名前の通り現行「Kilowatto」モデルの黒外装バージョン。MMCXコネクター部分に金属カバーを追加して、強度をアップさせているという。プラグは3.5mmと2.5mmをラインナップ。年内発売で、価格は2万円前後になるそう。
そして、社名を冠したフラッグシップリケーブルが「Luminox Audio」だ。プラグ部分にダイヤル(?)があり、それを回転させることで、音色を変更できるという仕掛けだ。つまり1本のリケーブルで3種類のサウンドキャラクターが選択できるようになっているのだ。コネクターはカスタム2ピン、プラグは2.5mmバランスだ。専用の革ケース、ハードケースが付属する。価格は20万円前後という。