10月15日(火)〜18日(金)の4日間、千葉・幕張メッセで「CEATEC2019」が開催される。

 2000年の誕生以降、提案型のデジタル家電見本市として発展してきたこのイベントも今年で20回目を迎える。近年は脱・家電見本市を掲げてAIやIoT、ライフスタイルまで統合した展示が増えており、テーマも4年続けて「つながる社会、共創する未来」が選ばれている。

画像: 20周年を迎えたCEATEC2019が、10月15日〜18日に開催。「つながる社会、共創する未来」をテーマに、新しい出会いのある場を提供する

 本日開催された説明会では、CEATEC実施協議会エグゼクティブプロデューサーの鹿野 清氏が登場し、CEATECの変遷と今年の特色について語ってくれた。

 CEATECは日本の社会に貢献する展示会として発展してきたが、今では日本のためだけでなく、広く世界に技術を発信するグローバライゼーション化が求められているという。今年の20周年を踏まえて、これからの未来を見つめる展示会にしていきたいとのことだ。

 そんなCEATEC2019は、出展者数787社、出展小間数2,122、海外出展者数250社/団体、新規出展者数304社/団体という規模での開催となり、中でも注目はスタートアップ/大学研究機関出展者数が170社/団体に達したことだ。これは、CEATECを通して出展者と来場者が出会って何かが生まれるような場を目指すという主催者の狙いとも合致しているのだろう。

画像: CEATEC実施協議会エグゼクティブプロデューサー 鹿野 清氏

CEATEC実施協議会エグゼクティブプロデューサー 鹿野 清氏

 これを受けて、会場のレイアウトも変更された。これまでは幕張メッセのホールごとに展示ジャンルを変えていたが、今回はホールを横断する形で展示ジャンルを分類している。

 入り口から見て奥側がトータルソリューション(大手企業などの展示)、中央がSociety 5.0 TOWN/SMART X/Co-Creation PARK(スマートライフやスタートアップ企業関連の展示)、一番手前がデバイス&テクノロジー(電子部品、半導体関連の展示)という区分で、会場を歩いているだけで当初の目的以外の展示にも目がいくようにという狙いが感じられる。

 特にSociety 5.0 TOWNは、2030年に向けた日本の街はこうなるのではないかというイメージを具現化しているそうなので、会場を訪れたらぜひチェックしていただきたい。

画像: 今回のCEATECでの目玉展示となる「Society 5.0 TOWN」

今回のCEATECでの目玉展示となる「Society 5.0 TOWN」

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