FX-AUDIOから、ステレオパワーアンプ「FX-1001J×2」が発表された。定価は¥6,980(税込)で、既に同社直販サイトで販売されている。

画像: 「FX-1001J×2」は、本体正面に電源スイッチとゲイン切り替えボタンを備える。背面の入力端子とスピーカーターミナルは、どちらも金メッキ処理が施こされている

「FX-1001J×2」は、本体正面に電源スイッチとゲイン切り替えボタンを備える。背面の入力端子とスピーカーターミナルは、どちらも金メッキ処理が施こされている

 FX-1001J×2は、TI(テキサスインスツルメンツ)製のデジタルアンプIC「TPA3116」を2基搭載し、それぞれをパラレルBTLモノーラルモードで駆動させたステレオパワーアンプとなる。

 左右チャンネルを2基のICで独立駆動するデュアルモノーラル構成により、チャンネル間の相互干渉とクロストークを低減し、チャンネルセパレーションを大幅に高め、1台の筐体でモノーラルアンプ2台構成に迫る分離感・ステレオ感を実現したという。

 その主な特徴は以下の通り。

●2基のパワーアンプICによるデュアルモノーラル構成
 L/RチャンネルにTPA3116デジタルパワーアンプICを配置したデュアルモノーラル構成により、チャンネル間の相互干渉を抑制し、チャンネルセパレーションの向上に貢献。

●アンプIC制御によるゲイン設定機能を搭載
 本体正面に設けたゲイン設定スイッチにより、4段階の出力レベル設定が可能。MCU制御によるデジタルアンプICパラメーター変更方式を採用することで、音質を犠牲にすることなく利便性との両立を果たした。

●オペアンプによるバッファー回路を実装
 TI製「NE5532」オペアンプによる前段バッファー回路を実装。S/Nの改善と、微弱信号の消失による音痩せを防ぎ、繊細な余韻や空間表現を実現。

画像: 内部構造。パワーアンプICの「TPA3116」は、中央の黒いヒートシンク下に配置されている

内部構造。パワーアンプICの「TPA3116」は、中央の黒いヒートシンク下に配置されている

「FX-1001J×2」の主なスペック

●定格出力:60W×2
●対応スピーカーインピーダンス:4Ω~16Ω
●接続端子:アナログ音声入力1系統(RCA)、ステレオスピーカー出力1系統(バナナプラグ対応)
●機能:ゲイン設定機能(20/26/32/36dB)
●電源:DC12~24V 電源容量2A以上(4A以上推奨) ※電源別売
●電源コネクター:DCジャック 外径5.5mm、内径2.5mm (センタープラス仕様)
●寸法/質量:W98×H33×D123mm(突起部を除く)/375g

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