デノンは、HEOSテクノロジー搭載製品への機能追加アップデートを実施した。各製品のファームウェアをアップデートすることで、下記に記した機能が使える(対応する)ようになる。これによって該当機器では、Dolby Atmos Height Virtualizerに対応するなどの機能が追加される。詳細は下記の通り。
追加機能1 Dolby Atmos Height Virtualizer対応
設定メニュー内の「サラウンドパラメーター」の項目に「スピーカーバーチャライザー」のオン/オフ設定が追加され、ハイトスピーカーやサラウンドスピーカーを設置していないステレオや3.1ch環境、および5.1ch、7.1chなどの環境においても、高さ方向を含むあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ再生が可能となる。
アップデート対象モデル
AVアンプ:AVR-X1600H、AVR-X2600H(2019年モデル)
追加機能2 Spotify Connect無料アカウント対応
従来は、有料のプレミアムアカウントでのみ可能だったSpotify ConnectによるHEOSテクノロジー搭載製品での音楽再生が、無料のFreeアカウントで可能になった。スマートホンやタブレット、PCのSpotifyアプリの「接続可能なデバイス」のリストからHEOSテクノロジー搭載製品を選択するだけで、音楽再生が楽しめる。
アップデート対象モデル
AVアンプ:
AVR-X4300H、AVR-X6300H(2016年モデル)
AVR-X1400H、AVR-X2400H、AVR-X4400H、AVR-X6400H(2017年モデル)
AVR-X1500H、AVR-X2500H、AVR-X4500H、AVC-X6500H、AVC-X8500H(2018年モデル)
AVR-X1600H、AVR-X2600H(2019年モデル)
ネットワークオーディオプレーヤー:DNP-800NE
ネットワークCDレシーバー:RCD-N10
サウンドバー:HEOS HomeCinema
ワイヤレススピーカー:HEOS 1、HEOS 3
ワイヤレスプリアンプ:HEOS LINK
追加機能3 HEOSアプリでのCDプレーヤー操作に対応
ネットワークオーディオプレーヤーのDNP-800NEから、IRコントロールケーブルで接続したデノン製のSACDプレーヤー、およびCDプレーヤーを、HEOSアプリから操作できるようになる。
アップデート対象モデル
ネットワークオーディオプレーヤー:DNP-800NE