Bang & Olufsenは、先に発表したワイヤレスイヤホン「Beoplay E8 Motion」と「Beoplay E6 Motion」の発売日となる本日6月6日、都内で製品試聴会&デモンストレーションイベントを開催した。

 Beoplay E8 Motion(以下E8 M)とBeoplay E6 Motion(以下、E6 M)については既報の通り、ベースとなるそれぞれ「Beoplay E8 2.0」「Beoplay E6」に対して、スポーツなどのアクティブな用途を想定した改良が行なわれたモデル。いずれも、ランニングやフィットネスなどの運動をしても製品が耳から落ちない(はずれない)ように、フィット感を向上させるイヤーフィンを同梱。カラーリングについては新色となるホワイトを採用するなど、特別仕様モデルとしての独自性を打ち出した製品となる。ちなみにE6 Mは、E6に対してコードを防滴仕様のラバー仕様へと変更しているのも特筆されるだろう。

画像: 完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay E8 Motion」

完全ワイヤレスイヤホン「Beoplay E8 Motion」

画像: ネックタイプのワイヤレスイヤホン「Beoplay E6 Motion」

ネックタイプのワイヤレスイヤホン「Beoplay E6 Motion」

 イベントでは冒頭に3名のダンサーと、1名のスケートボーダーが登場。およそ15分にも及ぶパフォーマンス(それぞれ激しい動きを披露。ダンスは即興だったという)を、E8 M、E6 Mを装着した状態で行ない、アクティブなシーンでも製品を確実に固定できる、というデモンストレーションを披露していた。

画像: ダンサーによるデモンストレーション

ダンサーによるデモンストレーション

画像: Bang & Olufsen、アクティブなシーンでも安心して使えるワイヤレスイヤホン「Beoplay E8 Motion」「Beoplay E6 Motion」を本日発売。ダンサーを使ったパフォーマンスを披露

 その後は製品宣伝担当者が登壇しての特長説明のセッションや、ダンサーらが使用感をコメントするトークセッションが行なわれ(こんなに動いても外れないのは感動した!そう)、集まった報道陣らに製品の魅力をアピールしていた。

画像: トークセッション

トークセッション

 ここではベースモデルに対して大きな変更が行なわれたE6 Mの簡単なインプレッションを紹介したい。外観については、ケーブルの外装がハウジング周りと同じラバー素材になったことで、全体の統一感(感触)が図られた印象。音質は、E8 2.0と似た傾向で、全体の帯域バランスはよく、フラットでつながりのいいサウンドが楽しめる。加えて、ボーカルの帯域から背景の微小音まで、ディテイルも上手に再現し、しっとりとした音調が持ち味だろうか。E6 MではaptX(LL)に対応したこともあり(E6はSBC)、全体的に音の厚みが増し、微小音の再現性がより向上しているのが分かる。また、搭載ドライバーがE8 2.0の5.7㎜径に対し、E6 Mでは6.4㎜径と大型なのも、低音のパワフルな再現に(aptXのサポートと合わせ)大きく寄与しているようだ。その低域は常に強調されているというものではなく、必要な時(曲に低音が入っている)に、必要量がきちんと再現される、というチューニングになっているので、さまざまなジャンルの楽曲との相性も広くとれるだろう。

 価格は¥29,800(税込)であり、ベースモデルよりも安価な設定(E6の市場価格に合わせたよう)となっている。なお、充電は同梱の専用ケーブルで行なうので、他のケーブルやプラグは使用不可。

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