スタックスから、コンデンサー(静電)型ヘッドホン「SR-L700 MK2」(¥148,000、税別)と「SR-L500 MK2」(¥75,000、税別)が発表された。どちらも6月の発売を予定している。

画像: 写真左が「SR-L700 MK2」(¥148,000、税別)で、右は「SR-L500 MK2」(¥75,000、税別)

写真左が「SR-L700 MK2」(¥148,000、税別)で、右は「SR-L500 MK2」(¥75,000、税別)

 それぞれ「SR-L700」「SR-L500」のマーク2モデルであり、リスニング時の装着感と使い勝手の向上を実現している。

 まず、近年の高品質ヘッドホンのトレンドとなった、交換可能なケーブル=リケーブル構造を採用した。高品位ケーブルへの将来的な対応や、断線に対する容易なメンテナンスを可能とすることでヘッドホンの使い勝手を向上させている。

 さらにSR-L700 MK2には、最上位モデルである「SR-009S」に採用されているものと同様の6N(99.9999%)OFC+銀メッキ軟銅線による平行6芯幅広低容量ケーブルが付属しており、音の鮮度を失わない確実な信号伝送を実現している。

 弟機のSR-L500MK2には、HiFC導体を採用した平行6芯幅広低容量ケーブルが附属する。銅に極微量のチタンを添加したこの導体は、伝送特性はもとより軟化特性に優れたしなやかな取り回しが特徴となっている。

 ケースホルダーは、素材をアルミに変更したことでより自由度の高い機構デザインが可能になった。MK2モデルでは、ケースホルダーを従来の直線的なデザインから緩やかなカーブを持たせたデザインへ変更することで、イヤーパッドが側頭部へより自然にフィットしやすくなった。また、剛性が高く、装着時に不必要な歪みやひねりが発生しにくくなり、フィット感(密着度)も大幅に向上したという。

画像: SR-L700 MK2の固定電極には、上位機種と共通のMLERを採用する(左)。右はリケーブル用コネクター

SR-L700 MK2の固定電極には、上位機種と共通のMLERを採用する(左)。右はリケーブル用コネクター

SR-L700 MK2の主なスペック
●固定電極:MLER
●附属ケーブル導体:6N(99.9999%)OFC+銀メッキ軟銅線
●イヤーパッド:肌に触れる部分-本革(羊皮)、取付部分-人工皮革
●重量:371g、508g(ケーブル含む)

SR-L500 MK2の主なスペック
●固定電極:高精度エッチング電極
●附属ケーブル導体:HiFC
●イヤーパッド:肌に触れる部分、取付部分-人工皮革
●重量:351g、479g(ケーブル含む)

共通のスペック
●形式:プッシュプル・エレクトロスタティック(静電型)後方開放型エンクロージャー
●ユニット形状:長円形
●周波数特性:7Hz〜41kHz
●静電容量:110pF
●インピーダンス:145kΩ
●音圧感度:101dB
●バイアス電圧:DC580V
●ケーブル形状:平行6芯、幅広低容量ケーブル
●附属ケーブル長:2.5m

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