超高級ホームシアタープロセッサー&プリアンプを展開しているフランスのTrinnov Audio(トリノフ・オーディオ)から、ホームシアターユースに向けた8chパワーアンプ「Amplitude 8M」が発表された。定価¥1,400,000(税別)で、4月15日から受注をスタートする。
Amplitude 8Mは、同社のホームシアタープロセッサー「Altitude32/16」にベストマッチするパワーアンプだ。次世代DクラスパワーユニットHypex N-Core NC-500を搭載し、200W×8ch(8Ω)という大出力と広大なダイナミックレンジを両立している。
さらにAltitude32との組み合わせでは、DB25端子1本による接続が可能で、インストール時のケーブル引き回しがひじょうにシンプルになるなどのメリットも備えている。
その他にも、マイクロプロセッサー制御によるスイッチONディレイ機能やパワーオン時のラッシュカレントによるオーバーロードを未然に防ぐ機能を装備も装備。さらにアンプ回路に入力信号がない状態が10分以上続くと自動的にスタンバイに切り替 わり、再び信号が入力されるとオペレーションモードに戻るスリープ機能も準備されている。
内蔵された8chパワーアンプは、サラウンド用としてはもちろん、2ch用スピーカーのマルチドライブにも使用可能。ホームシアターからハイエンドオーディオまで、多彩な使い方を楽しめることだろう。
「Amplitude 8M」の主なスペック
●定格出力:200W×8(20Hz〜20kHz、8Ω、0.05%THD)
●接続端子:アナログ入力8系統(XLR)、 DB25 1系統、トリガーIN/OUT
●混変調歪率:<0.05%
●S/N:-120dB
●消費電力:2000W(定格出力時)、0.5W(力スタンバイ時)
●寸法/質量:W432×H150×D394mm/30kg