ベンキュージャパンは2月26日、都内で新製品発表会を開催し、4Kプロジェクター「HT3550」、およびモバイルプロジェクター「GV1」の発売をアナウンスした。発売はHT3550が4月19日、GV1は3月26日となる。価格はともにオープンで、想定市場価格はHT3550が¥200,000前後、GV1は¥43,000前後となる。ここではGV1について簡単に紹介したい(HT3550は別稿で紹介)。

画像: バッテリーを内蔵したモバイルDLPプロジェクター「GV1」。3月26日発売で43000円前後だ

バッテリーを内蔵したモバイルDLPプロジェクター「GV1」。3月26日発売で43000円前後だ

 GV1は、スクエアなフォルム(縦型の直方体)をしたモバイルプロジェクター。本体だけで自立することができ、投写部分は上方に15度チルト(アップ)するので、本機をスクリーン近くに置いて、首をくいっと持ち上げてやれば、手軽に近接投写(上映)が楽しめる。すでに、昨年末には海外での販売が開始されており、今回、満を持しての日本投入となる。

 0.2インチのDMDチップを使ったDLP方式の製品で、パネル解像度はWVGA(854×480)。光源にはLEDを使っており、明るさは200ルーメンのスペックを持つこともあり、多少灯の残る環境でも、充分に映像投写が楽しめるだろう。

画像: ベンキュージャパン、バッテリー内蔵で持ち運べるモバイルプロジェクター「GV1」を3月26日に国内投入。価格は43000円

 推奨画面サイズは30型~300型で、約1mの距離で35インチ(16:9)の画面を実現でき、首をチルトさせれば、画面を最大で77cmアップさせられる。本体にはバッテリーを内蔵しているので、電源ない屋外で使えるのもポイントだろう(バッテリー再生時間は約3時間)。加えて、出力5Wのスピーカーも搭載しているので、本機だけで映像、音声が楽しめる。なお、BluetoothスピーカーやBluetoothイヤホンを組み合わせることも可能だ。

 スマホなどの再生機器との接続は、Wi-Fiを使ってダイレクトに行なえるので、スマホなどに撮りためた動画、静止画といったコンテンツや、各種ストリーミングサービスなどを無線接続で楽しむことができる。そのほか、USB-C端子も装備しているので、パソコンと接続したり、USBメモリーに記録した映像なども手軽に上映できる。

画像: スマホのコンテンツをWi-Fiで接続・投写可能

スマホのコンテンツをWi-Fiで接続・投写可能

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