パイオニアから、4K UHDブルーレイの再生に対応した内蔵型BD/DVD/CDライターが2モデル登場。「BDR-S12J-X」(想定市場価格¥37,000前後、税込)と、「BDR-S12J-BK」(想定市場価格¥23,000前後、税込)で、どちらも2月上旬に発売される。
新4K8K衛星放送のスタートやUHDブルーレイの充実、スマホでの4K撮影など、身近な分野での高画質化が加速している。これを受けパイオニアでは、UHDブルーレイの再生とアーカイブ用光学メディアである「M-DISC」への記録・再生に対応した製品として今回の2モデルを発売する。
両モデルの特長は以下の通り。
4K UHDブルーレイの再生に対応
高精細な4K解像度(水平3840×垂直2160画素)で、色調も豊かなUHDブルーレイ規格に対応しており、PCで臨場感のある映像を楽しめる。
最新技術「PureRead 4+」を搭載
オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead4+」や、リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」など、PCで音楽を楽しむための機能を搭載。
オーディオCDの再生品質チェック機能
再生するオーディオCDの再生品質をチェックして、4段階(A〜D)で表示するとともに、低い品質レベル(C〜D)の場合には、本機の設定変更をはじめとする対処方法を表示する「オーディオCDチェック機能」を搭載。オーディオCDのすべてのデータをチェックする“フル設定”と、短時間でデータをチェックする“クイック設定”を選択可能。
ホコリやチリに対する耐性を強化し、長寿命化を実現
高い防塵性能に加えて、ドライブソフトウェアを改良し、チリやホコリ、タバコの煙などによるディスクの読み取り性能の悪化を低減。従来機種の約2倍の長寿命を実現。
データの長期保存が可能なM-DISCに対応
米国Millenniata社が開発したアーカイブ用の光学メディア「M-DISC」(DVD、BD:1層25Gバイト/2層50Gバイト/3層100Gバイト)」の記録・再生に対応。
この他の特長として、BDR-S12J-Xには同社がAV機器で培ってきたノウハウが投入され、ハイエンドオーディオ機器にも採用されている静音塗装をトレイに施して静音性と防振性を高めるとともに、筐体の内外装に特殊塗装を行なうことで放熱性も高めている。
なお両機にはUHDブルーレイ再生用ソフトとして「PowerDVD14」が付属する(BS4Kを録画したディスクの再生には非対応)。またドライブとしての対応OSはウィンドウズ10で、Intel Core i7/i5プロセッサー以上、メモリーは6Gバイト以上となっている。