ハーマンインターナショナルから、JBLのロングセラー・モニタースピーカーの最新モデル「4312G」が発売される。定価¥240,000(ペア、税別)で12月の登場予定だ。

画像: JBLから、3ウェイスタジオモニターに「4312G」が登場。30cmウーファーを搭載したロングセラー・モニタースピーカーの最新モデルはどこが進化したのか

 その主な特長は以下の通り。

■12インチ(300mm)ピュアパルプコーン・ウーファー「JW300SW」
 K2 S5800のために開発された1200FE系ユニットの特徴を受け継ぎながら、最新の解析技術により、より低歪みで高分解能なサウンドを備えた専用設計の強力ウーファーユニット

■5インチ(125mm)ピュアパルプコーン・ミッドレンジ「JM125PC」
 3ウェイ・コントロールモニターの特徴ともなっている良質なボイスレンジを担うユニットとして、更なる低歪とフラットレスポンスを目的に開発された5インチ径ポリマーコーティング・ピュアパルプコーン・ミッドレンジを搭載

■1インチ(25mm)アルミ-マグネシウム合金ドーム型トゥイーター「054AlMg-1」
 新世代モニターに課せられた良好な超高域レスポンスを獲得するために開発されたアルミ-マグネシウム合金振動板と強力なネオジウム・マグネット採用のドーム型トゥイーター

■高品位3ウェイネットワーク
 最新ユニットの持ち味を最大限に引き出すため、4312SE譲りの高品位素子を用いた3ウェイネットワークを内蔵。伝統のHF/UHF連続可変アッテネータも装備

■伝統のキャビネットデザイン
 伝統のディメンションを継承したキャビネットにはMDF材構造を採用。接合部には数十ヵ所にわたる内部補強を施すことで剛性を高め、強力な新開発ユニットの優れたレスポンスを活かす

画像: スピーカ端子部はシングルワイアリングタイプのネジ式を採用

スピーカ端子部はシングルワイアリングタイプのネジ式を採用

4312Gの主なスペック
●形式:3ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:300mmコーン型ウーファー、125mmコーン型ミッドレンジ、25mmドーム型トゥイーター
●インピーダンス:6Ω
●出力音圧レベル:90dB/2.83V/m
●周波数帯域:44Hz〜40kHz(-6dB)
●クロスオーバー周波数:640Hz、5kHz
●寸法/質量:W362×H597×D305mm/25.2kg(グリル含む)

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