電源や電波によるノイズを効率的に低減。W75×H125×D470mmのスリムボディ
英IsoTek(アイソテック)から、パワーコンディショナーの新製品「EVO3 TITAN ONE」が10月20日に発売される。価格は¥325,000(税別)。
EVO3 TITAN ONEは、現行モデルでもある「EVO3 TITAN」の小型化を求める声に応えて企画されたコンパクトなパワーコンディショナー。EVO3 TITANの持つフィルター能力はそのままに、コンセントを1系統にして本体をスリム化。寸法はW75×H125×D470mmにまとめられており、たとえばステレオパワーアンプ用に1台、もしくはモノーラルパワーアンプ用に2台というように、接続する機器に合わせて本機を増設可能で、その際も、設置場所は省スペースに収まるようになっている。
なお、本機を複数台使う場合は、別売りのリンクケーブルを組み合わせることで、最大6台のEVO3 TITAN ONEを、1本のケーブルで電源供給することが可能となる。
ノイズフィルターには、電源からのノイズ、および電波によるノイズを効率よく低減させることができるIsoTekオリジナルのデルタフィルターをさらに進化させた、最新版のDCD フィルターが採用されているのも特徴だろう。
筐体には、押し出し加工されたアルミニウムを使用し、内部配線にはSoild POCCを使うなど、全方位的にクォリティに留意した設計が施されている。雷からオーディオ機器を守るサージフィルターも搭載済みだ。
付属の電源ケーブル「EVO3 PREMIERE」は、導体に6NのシルバーコートOFCを採用したもので、被覆は柔軟性を持たせつつ、緩衝や絶縁機能にも留意した仕上がりとなっている。コネクターは24金メッキ仕様だ。その他、専用のスパイクと受け皿が付属する。