スマホ、パソコンからアラームを設定できる

 キングジムから、音声でスケジュールを教えてくれるアラーム時計「リンクタイムLT10」が10月26日に発売される。価格は¥13,200(税別)。

画像: ▲スマートアラーム時計「リンクタイムLT10」

▲スマートアラーム時計「リンクタイムLT10」

 LT10は、無線LAN機能を内蔵したアラーム時計で、専用のスマホアプリ「Link Time App」(無料、iOS、Androidあり)で登録したスケジュール(アラーム)を、ネットワークを通じてリンクタイムLT10と同期、その時刻に音声で通知してくれるというネットワーク製品だ。

 キングジムはこれまで、スタンドアローンの文房具に類する製品を作ってきたが、ネットワークやスマホが普及し、各種製品が手軽にネットワークに接続できるようになってきた背景を踏まえ、今回の製品を企画・販売することになったのだという。同社商品開発部の佐藤賢亮氏によると、「スマホのアラーム機能を使うようになって、目覚まし時計を使わなくなりましたが、時計(腕時計を除く)の販売数を調べてみると、ずっと横ばい(=安定した販売がある)だということが分かりました。そこで、目覚まし時計の使い勝手に、ネットワーク機能を追加した、ニッチ――独創的な製品――なものを目指して、今回リンクタイムLT10を開発」したのだという。

画像: ▲会見に出席したメンバー。キングジム 常務取締役 開発本部長 亀田登信氏(左)と、開発本部 佐藤賢亮氏(右)

▲会見に出席したメンバー。キングジム 常務取締役 開発本部長 亀田登信氏(左)と、開発本部 佐藤賢亮氏(右)

 LT10は、いわゆる目覚まし時計だが、無線LAN機能を使うため、AC電源が必須となる(電池駆動には対応せず)。液晶表示には、上部に現在日時、下部にスケジュール(日付、時間)を表示するスタイルで、スケジュール(アラーム)は電子音声(?)、もしくは自分で登録した音声で通知してくれる。下部にはスピーカーを内蔵しており、液晶部とスピーカー部の間のスリット部にはLEDライトが仕込まれていて、10種類のカラーを表示可能。予定に合わせて自由な色を選べるようになっている。

 設定は、Link Time Appを入れたスマホとLT10をWi-Fiでダイレクトに接続。IDやメールアドレスを設定したのち、LT10を無線LANルーターと接続(ルーターのパスなどはスマホから入力)すれば使えるようになる。あとは、Link Time Appに予定を入力すれば、ネットワークを通じてそれがLT10に送信され、その時刻になると、音声で知らせてくれるようになる。

 パソコンからの接続も可能で、リンクタイム専用webサイトに接続し、前述のID、メールアドレスなどを入力すると、スケジュールの入力・確認ができるようになる。

 時期は未定ながら、アップデートによってAlexaやGoogleアシスタントとの連携も視野に入っており(年内には実施したいとか)、スマートスピーカーに話しかけることで、アラームの設定、停止が行なえるようになるという。

 なお、LT10は、これまで紹介してきたスケジュール通知機能がONの「スマートモード」のほか、通常の目覚まし時計として使える「シンプルクロックモード」も搭載されている。

画像: ▲リンクタイムLT10のリア。スマート機能を使う「スマートモード」、使わない「シンプルクロックモード」を選択できる

▲リンクタイムLT10のリア。スマート機能を使う「スマートモード」、使わない「シンプルクロックモード」を選択できる

画像: ▲スマホやパソコンからアラーム(スケジュール)を入力・確認できる

▲スマホやパソコンからアラーム(スケジュール)を入力・確認できる

画像: スマホ、パソコンからアラームを設定できる

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