ディスプレイ消灯の動作を細かく設定可能に
メルコシンクレッツは、ハイレゾ対応デジタルミュージック・ライブラリー「DELA N1」シリーズの最新ファームウェア、Ver3.80を本日5月17日に公開した。
Ver.3.80では、内蔵のメディアサーバーソフトウェアとして「TwonkyServer 8.5」を搭載したほか、本体前面ディスプレイの消灯時の動作を改善しているのが大きなポイントだ。その他の変更点は以下の通り。
【メディアサーバー】
●Twonky Server 8.5を搭載
●WAVのID3タグ情報に対応
●FLACファイルのカバーアート抽出機能を改善
●FLAC/WAV/DSF/DSDIFFファイルのビット深度情報に対応
●ナビゲーションツリーの改善(年代とジャンルを組み合わせて選択可能に)
●ナビゲーションツリーに「作曲者インデックス」を追加
●拡張ディスク接続時は、拡張ディスク内にデータベースを作成するよう変更(拡張ディスクの取外し時は先に本体電源のOFFを推奨)
【USB-DAC接続機能】
●マーカーレスDSD再生の対応機種を追加
●内部動作を最適化
●ファームウェアVer.3.70以降でPrecisionStart機能がDSD使用時に動作しないケースを改善
●インターネットラジオURLに対応(インターネットラジオの受信機能はサポート対象外)
●曲名テロップ表示を改善
●モード1使用時、本体メニューでプレイリストが保存可能に
●アプリでのネットワーク再生品質を改善
【ダウンローダー】
●ダウンローダーに関連する挙動を改善(Ver.3.70-74に搭載したqobuzダウンローダーのサポートは一旦中止)
【メニュー項目追加】
●メディアサーバー設定メニューを拡充
●ナビゲーションツリーのモード選択に対応
●重複排除機能の有効/無効の設定に対応
●ファイル配信機能の停止に対応
●サポートメニューを追加
【その他】
●ディスプレイ消灯モードを改善(ディスプレイ消灯モードは、ホーム画面で「戻る」ボタンを長押しして入る。設定により起動時の自動消灯も可能となる)
●内部ディスクの初期化方式を変更し、読出・書込を改善
●外付けHDD対応を改善。MacOSで初期化した2.5TB以上のHDDの認識を改善
●N1Aで前面を拡張ディスクで使用している状態では、背面ポートからバージョンアップできなかったのを改善
●電源断時の挙動を改善
なお、アップデートは対応機種をインターネットにつないだ上で、本体メニューから「(5)システムソフトウェア」→「(1)ネットワークからアップデート」を選択すると自動的に実行される。