【HiVi冬のベストバイ2020】ディスクプレーヤー部門（1）〈20万円未満〉

CD/SACDを再生するための「ディスクプレーヤー」が本部門該当品だが、PCとつなぐためのUSB DAC機能やネットワークオーディオ機能を持った製品も数多い。部門（2）にランクインしたマランツSACD 30nはまさにそうした製品で、独自のネットワークオーディオ機能により、Amazon Music HD再生にも対応する

第1位：デノン DCD-2500NE

￥180,000＋税

まだまだディスク再生にこだわる音楽好きが多いわが国だが、20万円以下でSACDもかかるプレーヤーは何を買えばいい？USB入力とか要らないし……という相談を持ちかけられたときに、ぼくがまずお勧めするのが本機だ。アナログ／デジタルを分離した電源回路など正攻法のつくり込みで、価格の枠を超えた本格的なサウンドを聴かせる。かそけき衣擦れの音など気配の繊細な表現が抜群で、その懐の深いサウンドに感心させられる。（山本）

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第2位：デノン　DCD-1600NE

￥120,000＋税

デノンのオーディオ機器の中核となる1600シリーズのCD/SACDプレーヤーだ。ディスクドライブに高級機DCD-SX11で開発されたAdvanced S.V.H Mechanismを組み込むなど、その内容は上級機の2500NEに近い。あえてUSB DAC機能は持たず、ディスク再生に特化したデノンの意気込みは、品位が高い上質なサウンドからも感じ取れる。（藤原）

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第2位：テクニクス　SL-C700

¥128,000＋税

CDの再生に特化したテクニクスのプレーヤー。高精度なドライブメカとL/R独立したバーブラウン製のD/Aコンバーターを与え、回路をシンメトリーに構成することで信号のピュアな伝送を行なっている。CDクォリティ以下の信号をハイレゾにアップコンバートする「High Res Re-master」機能で情報量豊かなサウンドの再現に注力していることも特徴だ。（潮）

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第4位：ニュープライム　CDT-8

￥120,000＋税

メカニズムと電気回路の両面から、音質の敵となるジッターを徹底して抑えたCD専用トランスポートだ。出力端子は同軸、光、AES/EBU、I2SのHDMIと実に多彩で、44.1kHz～768kHz PCMまたは2.8MHz～11.2MHz DSDの間で任意に変換して出力可能だ（光端子は制約あり）。特定の帯域を強調したり、鮮やかな彩りを加えたりすることはなく、生なりの音が持ち味。（藤原）

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第5位：マランツ　ND8006

¥130,000＋税

CD再生機能とネットワークプレーヤー機能を合体させた時宜を得た複合機。HEOS対応をいち早く果したモデルで、昨年９月にスタートしたAmazon Music HD にアクセスできることから発売から２年半ほど経った現在も人気が衰えない。マランツ独自のデジタルフィルターを投入、CD再生、ネットワーク再生ともに安心の高音質を実現。（山本）

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