励磁型/パーマネント型を交え、ブランドも混成のヴィンテージユニットによる2ウェイをマルチアンプ駆動し、音をまとめ上げる実践試聴。ウーファーはモーショグラフ製とジェンセン製の励磁型。ドライバーは励磁型がWE555とモーショグラフSE7015、パーマネント型がICP、RCA、JBL製。低域用/高域用アンプも幅広く組み合わせ、音作りの新しい可能性を探った。

【9】
モーショグラフSE7034 低域
JBL2440+JBL2309/2310 高域

画像: JBLドライバー+ホーンの揺るぎない組合せの妙が感じられる

JBL 2309+2310(2390)
1954年~64年まで生産されたD30085ハーツフィールドに採用された537-509が原型である。少量ではあるが1970年頃のハーツフィールド再生産に伴いHL89品番となり、単体市販もされるが、71年以降はプロシリーズ用の配色を変えた2390が発売されたことで業務用にも用途が拡大する。当時、SR用として4530エンクロージュアとの組合せで使用される例が多かった。構造上、バッフルマウントが基本である。(杉井)

画像6: 【Vintage】励磁/パーマネント型 46cmウーファー/ドライバー+ホーン「圧倒の2ウェイ・サウンド」 Part.5
画像7: 【Vintage】励磁/パーマネント型 46cmウーファー/ドライバー+ホーン「圧倒の2ウェイ・サウンド」 Part.5

パワーアンプ
ノーザン・エレクトリックR4141A 低域用
ウェスタン・エレクトリック143A 高域用

土井 JBL2440ドライバーはそのままに、ホーンを2310+2309に変更しました。

 音響レンズの個性ということになるのかもしれませんが、高音に付帯音が付くような印象がありました。少しキラキラとしています。これを好む人もたくさんいらっしゃると思いますが、私としては2440+2397の組合せのほうが好みかな。

杉井 本質的には先程の組合せと同様なのですが、「マーラー」を聴くと金管楽器の鳴り方に特徴があります。私は好きな音ですね。けっこう輝きがあるのだけど、やかましい音ではない。聴いていて心地いい音です。「ベイシー」のピアノの音色も好ましいですね。「ちあきなおみ」は豪華な鳴り方で、ヴォーカルのサ行の音やストリングスも独特の倍音が加わります。元はJBLハーツフィールド用のホーンで、過去に様々な環境で聴いていますが、この音はとても良かったと思います。

土井 このホーンをハーツフィールド以外で聴いたのは初めてですが、良い音が出てきましたね。ただし独特のクセがあるんです。私個人としては2397との組合せが好みですが、バランスは整っていますし、なかなか良い音だと思います。

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