画像1: Auto Sound Web Grand Prix 2025:イートン HEX-28 + HEX-165スピーカー、グランプリ入賞スペシャルレビュー

グランプリを獲得したイートンのスピーカーHEX-28 + HEX-165、その魅力とは。ここでは石田功氏と栗原祥光氏によるレビューを紹介する。

画像2: Auto Sound Web Grand Prix 2025:イートン HEX-28 + HEX-165スピーカー、グランプリ入賞スペシャルレビュー

とにかく正確で音をきっちりと描いてくれる
その音の透明感はこのスピーカーの最大の良さ

文=石田 功

 なにを隠そう僕がイートンのスピーカーに出会ったのは今から約30年ほど前のこと。僕がロードスターに乗っていた頃に秋葉原のショップで見つけ、音の良さに惚れてショップの協力を得て自力でインストールしたことがあった。当時のスピーカーは型番も忘れてしまったが、当時としては先進的なアラミドコーンを採用した黄色いウーファーだったと思う。そのレスポンスがよく、かつ重い低音は当時の紙やPPコーンが主流のスピーカー では味わえなかったものだったので、とても気に入っていたのを覚えている。そのイートンの最新モデルがHEX28とHEX165を組み合わせた新しいHEXシリーズである。そういえば当時もHEXシリーズと言っていたような気がする。進化したグラスファイバーのヘキサコーン・テクノロジーを採用したモデルである。

 このスピーカー、当時の音と比べると驚くほど端正で落ち着いた感じ。大人になった音とも言えるかもしれない。ヤンチャさは微塵もなく、とにかく正確で音をきっちりと描いてくれる。その音の透明感はこのスピーカーの最大の良さで、この点だけでも予算が折り合うならおすすめできるものだ。ただし、ややおとなしすぎると感じるのも事実で、サイトを見ると8cmミッドレンジが後日出るらしい。これを組み合わせた3ウェイシステムが、本来の底力を発揮する組み合わせだろうと考えると、さらに期待は膨らむ。

空気が清浄化されたかのようなクリスタルクリアーな音世界に心が奪われる
情報量が段違いで、まるでスピーカーユニットから音が溢れ出てくるかのよう

文=栗原祥光

 独ETONから、白色のサンドイッチコーンが美しい新シリーズ「HEX-SERIES」が登場した。試聴は28㎜シルクドームトゥイーターのHEX-28と16cmミッドバスHEX-165をマルチアンプで行ったが、ラインアップには8cmミッドレンジのHEX-80が用意されている。トゥイーターは新開発で、手作業で二重コーティングを施工したソフトドーム振動板と多段ベントネオジウムマグネットによる強力な磁気回路がフィーチャーポイント。ミッドバスの振動板は、3Dハニカム構造体をグラスファイバーで挟み込んだサンドイッチコーンに加え、共振の低減を目的に手作業でコーティング層を追加。中央にはアルミダイキャスト製のフェイズプラグが設けられている。

 試聴はHELIX/V-EIGHT DSP ULTIMATEを用い、クロスオーバー周波数2.5kHz/-12dB/octによるマルチアンプ駆動で行った。低域はかなり薄いものの、空気が清浄化されたかのようなクリスタルクリアーな音世界に心が奪われる。情報量が段違いで、まるでスピーカーユニットから音が溢れ出てくるかのようだ。品位と知性の高さを感じさせる表現力にも感服。ハイスピードサウンドに心が躍るいっぽう、気になるのは、この音に合うサブウーファーがあるのか? ということくらいか。高い技術力とセンスが求められるだろうが、取り組みがいのあるスピーカーシステムだ。

画像1: 空気が清浄化されたかのようなクリスタルクリアーな音世界に心が奪われる 情報量が段違いで、まるでスピーカーユニットから音が溢れ出てくるかのよう

イートン ETON
Speaker
HEX-28 + HEX-165
¥187,000 + ¥198,000(ペア/税込)

SPECIFICATION
●型式:セパレート型2ウェイスピーカー
●使用ユニット:ウーファー・160mmコーン型(HEX-165)、トゥイーター・25mmドーム型(HEX-28)
●定格入力:90W(HEX-165)、70W(HEX-28)
●最大入力:140W(HEX-165)、120W(HEX-28)
●出力音圧レベル;87dB(HEX-165)、87dB(HEX-28)
●再生周波数帯域:49Hz~3kHz(HEX-165)、1~22kHz(HEX-28)
●インピーダンス:4Ω
●推奨クロスオーバー周波数:LPF2.5〜3kHz(-12/oct.以上)、HPF2.5〜3kHz以上(-12/oct.以上)

画像2: 空気が清浄化されたかのようなクリスタルクリアーな音世界に心が奪われる 情報量が段違いで、まるでスピーカーユニットから音が溢れ出てくるかのよう

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