パイオニア(Pioneer)から、車載機器ブランド「カロッツェリア(carrozzeria)」のAVナビゲーション「サイバーナビ」の2021年モデルが11月に発売される。異なるフェイスパネルサイズで4種、さらに各大きさでネットワークスティックが同梱有無が用意され、計8機種のラインナップをつくる。全国のカー用品店ならびにカーオーディオ専門店で販売される。
カロッツェリア「サイバーナビ」2021モデルラインナップ
AVIC-CQ912-DC オープン価格(市場想定価格¥210,000前後)
9V型画面AVナビゲーション ネットワークスティックセット
AVIC-CQ912 オープン価格(市場想定価格¥190,000前後)
9V型画面AVナビゲーション
AVIC-CL912-DC オープン価格(市場想定価格¥190,000前後)
8V型画面AVナビゲーション ネットワークスティックセット
AVIC-CL912 オープン価格(市場想定価格¥170,000前後)
8V型画面AVナビゲーション
AVIC-CW912-DC オープン価格(市場想定価格¥170,000前後)
7V型画面200mmワイドボディAVナビゲーション ネットワークスティックセット
AVIC-CW912 オープン価格(市場想定価格¥150,000前後)
7V型画面200mmワイドボディAVナビゲーション
AVIC-CZ912-DC オープン価格(市場想定価格¥170,000前後)
7V型画面2DINサイズAVナビゲーション ネットワークスティックセット
AVIC-CZ912 オープン価格(市場想定価格¥150,000前後)
7V型画面2DINサイズAVナビゲーション
※市場想定価格は税込
2021年モデルのサイバーナビは、モデルナンバーを912とし、これまで好評を博した基本性能はそのままにブラッシュアップされた製品に仕上げられているという。
主な特長は以下の通り。
・車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応
・インターネット経由で、映像や動画も楽しめるオンデマンド機能
・高解像度HDパネルディスプレイ採用
・ハイレゾ音源再生機能(ネイティブ最大PCM192kHz/24bit)
・自動地図更新対応(追加費用無しで最大3〜4年分)
・機械式スイッチを廃したフルフラットデザイン
・画面明るさ切替設定を新採用
・スマートループ渋滞情報およびスーパールート探索が活用可能
・Map Fanコネクトに対応
・マルチドライブアシストユニット「ND-MA2(別売)」対応
ユニークな機能として挙げられるのは「画面明るさ切替設定」だ。これは、従来、ヘッドライトの点灯に連動して明るい昼用画面と暗い夜用画面を切替えられた「イルミ連動」に加えて「時刻連動」を採用しているもの。近年、車両に多く装備されているオートサイト機能により、トンネル内などでライトが自動点灯することでイルミ連動で画面が夜用画面となっていた。しかし、ガード下をくぐる場合など、短時間だけ夜用画面になると地図が認識しにくくなるケースも。そこで、時刻に応じた画面切替連動とすることで、いつでも最適な明るさの画面で表示させるというものだ。認識しやすくすることで、より快適で安全なドライブをサポートすることが期待できる。
AV機能面では、DSDファイルにも対応したハイレゾ再生能力や、CDはもちろん、圧縮音源やDVD、メモリーなどの映像ソースの音もハイレゾ相当にアップグレードする『マスターサウンドリバイブ」機能を搭載する。ディスプレイは高精細HDパネルにより、高解像度の描画を実現しているとのこと。そしてウェブブラウザ機能でYouTube視聴ができるほか、「DiXiM Play for carrozzeria(株式会社デジオン提供)」アプリをインストールしたスマホ経由で、自宅のBDレコーダーとリンクさせることで、レコーダー内のコンテンツや自宅で視聴できるBSあるいはCS放送の視聴までも可能にする。
また、車内をいつでもオンラインにできる「docomo in Car Connect」は912シリーズでも健在で、サイバーナビをWi-Fiスポットとして活用することで、同乗者はスマートフォンやタブレットを存分に使用することができる。
自動地図更新では、2024年10月31日まで追加費用無しでデータをアップデート可能で、MapFanスマートメンバーズ向けには2025年10月31日まで無料更新期間を延長できる。
サウンドチューニング機能についても、前作を踏襲した内容となっており、クルマの中でハイクォリティな音を目指すドライバーにとっても充実した性能が期待できるだろう。
問合せ先:パイオニア カスタマーサポートセンター
電話番号:0120-944-111(通話無料)