フランスのブラム(BLAM)から、スピーカーのニューモデルが発売された。フルレンジスピーカーユニット2機種と、ミッドレンジスピーカーユニット1機種、メルセデス・ベンツ専用ウーファー1機種の4モデルがそれだ。輸入総代理店であるトライムより、全国のカーオーディオショップで販売される。
LFR80 80mmコーン型フルレンジユニット
¥34,000(ペア)
LFR50 50mmコーン型フルレンジユニット
¥25,000(ペア)
LM80 80mmコーン型ミッドレンジユニット
¥20,000(ペア)
MW200WR メルセデスベンツ専用200mmコーン型サブウーファーユニット
¥78,000(ペア)
モデルナンバーがLから始まる製品は、同ブランドの中堅ラインナップであるLIVEシリーズに属し、既存の2ウェイモデルに追加して3ウェイへのアップグレードができる。LRFの2機種に関しては、ネオジウムマグネットを採用するなど、積極的な高性能スピーカーユニットとして開発され、小口径ながら広帯域の再生を実現したフルレンジモデルとした。同ブランドではもともと80mmのスピーカーユニットをラインナップしており、ダッシュボード上へ配置しやすくするなどコーン型小口径ユニットの研究開発を続けてきた。今回50mmサイズを追加したことで、同社のスピーカーの幅広い活用が期待できる。80mmのLFR80は、最大入力100W、定格入力25W、出力音圧レベル91dB、再生周波数帯域150Hz〜37kHz、インピーダンスは3Ω、埋め込み寸法は45mmだ。50mmのLFR50は、最大入力50W、定格入力25W、出力音圧レベル85dB、再生周波数帯域200Hz〜40kHz、インピーダンスは4Ω、埋め込み寸法は31.5mmという仕様。
LM80はフェライトマグネット採用のミッドレンジユニット。スペックは、最大入力100W、定格入力25W、出力音圧レベル87.6dB、再生周波数帯域100Hz〜25kHz、インピーダンスは3Ω、埋め込み寸法は45.5mm。
LFR80、LFR50、LM80とも独自設計のアルミダイキャストフレーム、グラスファイバーコーンを採用する。
ベンツ専用サブウーファーのMW200WRはブラムのベーシックグレードであるRELAXシリーズに属するモデルで、以下の車種にジャストフィットするよう設計されている。
Cクラス(A205、C205,W205、S205)
Eクラス(A238、C238、W213、S213)
GLC(X253、C253)
各車種とも右ハンドル車用設計となっている。
振動板素材はグラスファイバーを採用し、磁気回路には強力なネオジウムマグネットを搭載する。耐入力は定格150W/最大300Wという仕様で、力強い低音再生をもたらすようだ。
■問合せ先:トライム株式会社
電話番号 092-986-1601