VAIOは本日都内で新製品発表会を開き、個人向け、および法人向けのノートパソコンの新製品として、液晶画面を回転できるフリップ機構を搭載し、3つのスタイルで使える「VAIO T」(個人向け)、「VAIO T Work」(法人向け)を発表した。受注開始は9月18日で、ノジマ店頭では最速9月22日、直販サイトでは9月30日に手にすることができる。価格はCPUやメモリーによって変わってくるが、個人向けモデルでストアの最小構成時は¥374,000(税込)、ノジマ店頭では¥437,000(税込)~となる。

なお、今回も特別仕様の「勝色」モデル(個人向け)も用意されており、こちらの価格はストアの最小構成時で¥423,500(税込)~。
さて、新製品のVAIO T/T Work(以下、VAIO T)は、液晶画面を水平(横方向)に走るヒンジ(?)によって、液晶画面を360度回転することができるマルチフリップ機構の搭載が注目点で、通常の二つ折り(クラムシェル)のノートパソコンとしての使用に加え(ノートPCモード)、画面をクルンと回すと液晶画面が外面に来るので、対面での打ち合わせ時など、画面を相手に向けるビューモード、そしてそのまま画面部分を閉じればタブレットとして(タブレットモード)としての使用もできるようになっている。



発表会でのアンベールの瞬間
VAIOはこの8月に、ソニーから独立して12年を迎え、事業の主軸にしているB to B事業も好調で、販売台数は当初の7倍、(販売の)構成比は実に(B to Bが)85%を占めているという。また、2025年にはノジマグループに入ることで、事業の基盤も強化されたそうで、市場からの信頼は得られているという判断のもと、次の展開として、ユーザー(顧客)に新たな製品体験を提供する製品シリーズ「Nextシリーズ」を創出し、今回のVAIO Tがその第一弾モデルになる、ということだ(その前に、ユーザーの利便性を高める「VAIOウェルネスケア」も実施されている)。
これには、ノジマ店頭での製品販売によるユーザーからのフィードバックも大きく寄与しているそうで(タッチパネルを求めるユーザーも多くいたそう。また、店頭では、かつてのマルチフリップ機構付きVAIOの評価は高かったそう)、その声に応え、使い勝手(タッチ操作)を高めるために、かつてソニーVAIO時代に、今となっては時代を先取りしすぎた(笑)マルチフリップ機構を復活させ、3スタイルで使えるVAIO Tとして、まとめている。ちなみに、この製品はノジマからの発案で始まったそうで、販売現場からの声(要望)と、それを製品に落とし込む製造=VAIOが連携しているからこそ可能になった製品だ、と集まった報道陣に強く訴求していた。

クラムシェル型ノートとして開いて、液晶画面を押すと、画面中央部分を軸にシーソーのようになり、画面が360度くるんと回り込むようになる

製品の仕様としては、AI時代を鑑みインテルのCore Ultra シリーズ3を採用。Ultra X7(勝色仕様専用)、Ultra 7、Ultra 5を選択可能。ディスプレイは13.3インチで、解像度は2560×1600(WQXGA)の16:10アスペクト。表面はグレア(光沢)処理。

発表会に登壇した、ノジマ N&Cソリューション推進部 益田氏(左)、VAIO 取締役 林氏(中央)、VAIO 開発本部の渡辺氏(右)


