SENNHEISER(ゼンハイザー)初のイヤーカフ(イヤークリップ)型完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Clip」が発表された。市場想定価格¥35,200(税込)で、8月頃の発売を予定している。

イヤーカフ型は、耳をふさがない快適性やスマートなデザイン、イヤリング等に干渉しない装着の手軽さなどで近年人気の高いカテゴリーだ。今回ゼンハイザーはそこに参入するに際し、一日中快適に装着できる安定したフィット感と、同ブランドならではの高音質を盛り込んでいる。
ドライバーには12mmダイナミック型を搭載。同ブランドのイヤホンではこれまで7mmサイズが中心だったが、オープン型ということもあって大型化している。さらにゼンハイザーの音響技術を活かしたチューニングにより、クリアーな中高域と豊かな低音を実現している。

音質面ではBluetoothコーデックのSBC、AACに加えてLDACにも対応。これは音質への妥協はしないという意思表示で、ワイヤレスであってもハイレゾ相当の情報量を伝送し、音の奥行きや細かなディテイルまで再現できることになる。
ストリーミング再生時でも圧縮感の少ない、自然で解像度の高いサウンドを実現。対応スマートフォンと組み合わせることで、オープン型ワイヤレスの常識を超える音質体験が可能だと説明している。
オープン型で気になる音漏れについても、音を耳に正確に届ける独自のジオメトリー設計と内部ダンピング構造を採用。不要な音の拡散を抑え、周囲への音の漏れを最小限に抑制する。

イヤホン本体はIP54の防水・防塵仕様で、様々なシーンでも活躍する。内蔵バッテリーで最大36時間(iPhoneのボリュウムMid時)の再生を楽しめる。
発表会でACCENTUM Clipの音を聴くことができた。耳にぴったり収まり、装着時の安定感も高い。AAC接続でのサウンドは、キレが良く、女性ボーカルものびやかだ。低域の量感もあり、聴きやすいバランスに仕上がっている。音漏れについても、隣の人と20cmくらいまで近づいてもまったく気にならなかった。


