KOJO TECHNOLOGY(光城精工)は、会社設立35周年を記念した「35thアニバーサリ+Jtuneジェイチューンモデル」として、電源タップのPlatinumシリーズ「4VP」「6VP」を、各50台限定で発売しているが(在庫僅少)、その第2弾としてパワーコンディショナー「Joker8+VPs(KK175)」を、1月23日に限定25台で発売する。価格は¥902,000(税込)。

 なお、先着20台に特典として、専用チューニングされた電源ケーブル(非売品)が付属する。

画像: 光城精工から、創業35周年記念モデルの第2弾となるパワーコンディショナー「Joker8+VPs」が、25台限定で1月23日に発売

 さて、同社ではここ数年仮想アースに注力してきたそうで、本製品ではその仮想アース技術を応用し、斬新で独創的なアイディアを以て、これまでのパワーコンディショナーの概念を覆す革新的なモデルとなっているそうだ。ジョンがる隊長が監修しているということだ。

 パワーコンディショナとひと口で言っても、その方式は様々あり、本製品ではフィルターおよびラインインピーダンスの低減によってノイズ伝搬を抑制する方式となっているそうだ。

 従来のパワーコンディショナーは、使用部品に対する特殊素材の採用や特殊メッキ、オリジナルの内部配線材採用などのほか、筐体の素材や加工手段によって、剛性化に伴う振動対策等を行ない音質コントロールがされてきた。

 Joker8+VPsでは、上記事項を吟味しつつ、新技術の導入で革新をもたらした、とする。

 サーキットプロテクター(メインスイッチ兼用)による過電流保護機能、ならびにサージアブソーバーによる雷保護機能が搭載されている。

 8口の出力と1口の仮想アース専用コンセントが備えられ、出力8口のうち3口はダイレクトライン(入出力直結)、残り5口はフィルタライン(フィルタ経由)と系統分けされている。

 ダイレクトラインにはパワーアンプなどの大電力系機器を、フィルタラインには各種プレーヤー、コントロールアンプなどの小電力系機器を接続するよう推奨されている。

 仮想アース専用コンセントには、同社製品のコンセントプラグ型仮想アース「Crystal Eopシリーズ」が接続可能で、より低インピーダンスで安定したアースラインが確保されるようになっている。

製品の主な特長
・1 内部配線のプリント基板化とシンメトリック配置
・2 仮想アース技術によるインピーダンス低減(パワーライン/アースライン)
・3 電源ライン系統分け(ダイレクトライン/フィルタライン)
・4 仮想アース専用コンセント搭載
・5 保護機能搭載(過負荷/サージ)
・6 新振動対策機構:M.I.S.+β採用
・7 ユニバーサルデザイン

(1)内部配線のプリント基板化とシンメトリック配線パワーコンディショナと言えば、大電流を扱う電源機器となることから、従来のパワーコンディショナーは極太ケーブルや高純度(導電性が高い)ケーブル、ブスバーなどが利用されてきた。

 しかし、今回の製品ではここにメスを入れ、プリント基板(PCB)による電力供給の手法を選択。

 一般的にプリント基板の銅箔厚さは35μmとなるが、Joker8+VPsのそれは倍の70μm。この極厚パターンを両面基板化することで、電流耐量を大幅にアップしている。また、シンメトリック的にレイアウトされたパターンは、いずれの電力ライン長も500mm未満となっており、電力の最短供給が可能になっている。

 電源のニュートラルライン(N)とライブライン(L)は、常に対向する形でパターンレイアウトされ、電源ライン間の静電シールドを形成しているほか、アースライン(GND)は出力コンセントが実装される基板一面にレイアウトされ、導体面積拡大と耐ノイズ性能のアップに貢献しているそうだ。

(2)仮想アース技術によるインピーダンス低減 弊社仮想アースは、その電気工学的根拠のもと、オーディオ機材の基準となるアース(GND)を強化し、装置や内部回路の安定稼働を目的とするもの。

 Joker8+VPsシリーズには、この仮想アース技術が導入され、パワーコンディショナー内のアースラインを強化すると共に、電源ラインにも応用されている。導入された仮想アース技術は、アルミ電解コンデンサーの電極表面積によるもので、各出力コンセントのNおよびLラインには、それぞれ6個の電解コンデンサを配置。各N/Lラインはいずれも34,500cm2(畳み約2畳分)と大きな導体面積が確保されている。

 内部配線のPCB 化を含むこれらテクニックは、結果的に電源ラインの低インピーダンス化に貢献。よりスムーズな電力供給とノイズ抑制・耐量アップに繋がり、安定した電力供給を可能にしていると謳っている。

 ベタパターン化されたアースラインは、電源ライン同様電解コンデンサーを多数配置。アースラインの総面積は220,000 cm2(約4.7m×4.7m)にまで及ぶという。

 同社ではインピーダンスの低減について検証を行なっているそうで、一般的な電源ケーブルとして使用されるKIV2.0(2SQ)に対し、PCBパターン(PCBN)化により大幅なインピーダンス低減が図られるという結果を得ているそうだ。また、仮想アース技術の導入により、インピーダンスがさらに低減されることが実証(PCBNC8)されているともいう。

(3)パワーライン系統分けについては、Joker8+VPsでは、入出力間が直接配線されたダイレクトライン(3口)と、入力からパワーラインフィルターを経由して出力されるフィルタライン(5口)に系統分けされている。

 フィルターを構成する部品にはフィルムコンデンサーが採用されており、高周波特性に優れた岡谷電機製ノイズサプレッションキャパシタ、ならびにTDK製EMIサプレッションキャパシタを使用。高信頼性パーツによる高いノイズリダクション効果が期待され、高音質化の実現に大きく貢献している。

 聴感上の特性から生まれたパワーラインフィルタノイズリダクションという観点では、より幅広い周波数帯域に対する減衰が望まれるが、オーディオの場合、いたずらに減衰帯域を広めることは聴感上の特性(再生音)にまで影響を及ぼすという。例えば「ひじょうに(音が)クリアーになったが、何だか寂しくものたりない」、「音がつまらなくなってしまった」という感覚。同社では、こういった状況を踏まえて聴感上の特性を重要視。その結果どのようなフィルター特性になったかの確認観測も行なっている。

 結果、聴感によって決定されたフィルタラインの周波数減衰特性は、その減衰が200kHz付近から始まり、6MHz付近において約-70dBに達している。

 パワーラインフィルターにおいて、その減衰量が-60dB以上の場合、一般的に高性能フィルターと言われ、医療機器において使用されるほどの減衰量となる。この-70dBは驚異的な減衰量と言え、ノイズレベルは1/3,160(100,000μV のノイズが31. 6μV)にまで減衰するそうだ。

(4)仮想アース専用コンセントが装備されており、同コンセントのアース極は内部基板のアースライン、および外装ケースに接続されていて、同社コンセントプラグ型仮想アースCrystal Eop シリーズを接続することで、Joker8+VPsのアースが強化されるのに加え、Joker8+VPsに接続されるオーディオ機器のアース(GND)も強化することができる。つまり、オーディオ機器のアース(GND)強化は、回路、装置の安定稼働をもたらし、高音質化に大きく貢献することつながるということだ。

 アース端子も設けられていて、2極アース線付電源ケーブルのアース線接続先として有効活用できるのに加え、同社仮想アースシリーズ(BOX 型、スティック型)を接続してアース(GND)を強化することも可能という。

 (5)なお、メインスイッチ兼用のサーキットプロテクターが採用されていて、過負荷ならびに異常電流が流れた際に即座に遮断。音質的な劣化を避けるため、多数存在するサーキットプロテクターの中から吟味し、信頼性ある国内ブランドを選定している。

 (6)光城精工には、振動対策の一環としてメカニカル・アイソレーション・システム(M.I.S.)があり、Joker8+VPs シリーズには新開発された「新メカニカル・アイソレーション・システム+β(M.I.S.+β)」が採用されている。

 トップカバー、メインボディ、ボトムカバーの他、内部にはサブシャーシが設けられていて、そのサブシャーシにはインレットやコンセント、電力供給を担うプリント基板のほか、全ての部品が取り付けられユニット化されている。このサブシャーシユニットは、トップカバーに吊り下げられた構造となっており、その連結部には制振ワッシャM2052を3点支持にて採用。外部(床など)から受ける振動を抑制している。

 進化したそのM.I.S.+β機構は、サブシャーシをトップカバーに宙吊りとしながら、トップカバーがフレキシブルに可動できるようネジによる固定は行なわず、メインボディの土台に載せるだけのフリー設置となっているそうだ。トップカバー(サブシャーシユニット含む)をフレキシブルに可動できるようにしたことで、音質面においても、より開放的な音調を備えたものになるという。

 また、本機構は床からの振動の入口となるインシュレーターから、最も遠い場所に設けられているため、振動伝達過程での減衰が期待されるほか、トップカバーのフレキシブル可動、およびサブシャーシユニットの宙吊りにより、すべての機構からアイソレートされた二重振動対策構造ともなっている。

 ちなみに、Joker8+VPs の筐体はすべて金属で構成されているそうで、高い剛性や堅牢性を発揮。トップカバーとボトムカバーは肉厚のアルミプレートを削り出しし、高い剛性のもと堅牢性を維持している。ボディには比重の高いスチールが採用され、設置時の安定感を高めている。

 また、ボディとボトムカバー内面には高い制振性で知られるハネナイトが採用され、振動抑制に細心の注意が図られている。サブシャーシにはM.I.S.+β構造に耐えられるようステンレス鋼が使われている。このように構成される筐体は高いシールド効果を保有し、それらは静電シールド、および電磁シールドとして作用する。パワーコンディショナーは電源の分配機能という面から高電圧、大電流を扱うことになるため、電圧あるところに静電誘導、電流流れるところに電磁誘導が発生する。すべて金属で構成されるJoker8+VPs は、高いシールド性能をもってノイズ抑制効果を発揮するとしている。

 加えて、磁気シールド作用があり、極低周波と言われる50/60Hzで供給される電源は、電磁誘導によって磁界を発生させ、これを抑制するには磁性体である必要があるという(比較的高い周波数であれば非鉄金属(アルミ、銅など)でも効果を発揮するそう)。Joker8+VPsは前述のようにボディ部分にスチール材を採用しており、静電、電磁シールドと共に磁気シールドの役割も担っている。

 サブシャーシにはステンレス材が採用されており、これはクロムが含有されたフェライト系ステンレス鋼素材となっていて磁性体という。これらによりJoker8+VPs はボトム面を除く5 方向に対して磁気シールド作用が機能するように設計されている。

製品の主な仕様
電圧:AC100V(定格AC125V)
周波数:50/60Hz
容量:1,500VA
相数:単相アース付き
インレット:IEC60320 C14
コンセント:NEMA5-15R ダイレクトライン:3口 フィルタライン:5口 仮想アース専用ライン:1口
ライン導体表面積(typ.):N/L 34,500 cm2/Line GND 220,000cm2

保護機能:過負荷機能:15A以上(サーキットプロテクタ) 雷保護機能:サージアブソーバ
絶縁耐圧:AC1,500V 1分間
絶縁抵抗:DC500V 100MΩ以上
外形(アース端子含まず):W250 × H173.3 × D250m
重量:約8.0kg
付属品:マニュアル/保証書/インシュレータ×4/インシュレータ取付ネジ×4/六角レンチ×1

35thアニバーサリ+Jtuneモデル用特典電源ケーブル
 本限定モデル注文において、先着20台に特典として特別チューニングされた電源ケーブル(非売品)をプレゼント

<主な仕様>
定格電圧:AC125V
定格電流:15A
ケーブル:HVCTF 2SQ
コンセントプラグ:NEMA5-15R/FURUTECH
インレットプラグ:IEC60320 C14/FURUTECH
長さ:1.8m
安全規格:PSE

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